麻薬取締法違反逮捕のトヨタ役員、豊田社長「私は信じている」とひと言

麻薬取締法違反逮捕のトヨタ役員、豊田社長「私は信じている」とひと言

 6月19日、トヨタ東京本社でジュリー・ハンプ常務役員が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受けて緊急記者会見が行われた。

 会見には豊田章男社長のほか早川 茂専務役員が出席。会見で豊田社長は「世間をお騒がせして申し訳ない」と陳謝したあと、「法を犯す意志はなかったことを信じています。それが立証されるためにも、捜査には全面的に協力する」とコメントした。

記者会見の冒頭で「お騒がせして申し訳ない」と陳謝する豊田章男社長
記者会見の冒頭で「お騒がせして申し訳ない」と陳謝する豊田章男社長
早川 茂専務役員(左)と豊田章男社長が出席
早川 茂専務役員(左)と豊田章男社長が出席

 豊田社長がジュリー・ハンプ常務役員逮捕の知らせを受けたのは18日の13時。できるだけ早くメディアを通じた報告をしようとしたという。

 ジュリー・ハンプ常務役員に対して豊田社長は「社員は子どものようなもの。困ったときは助けるし、迷惑をかけてしまったときは親としての責任を果たす」というとともに「ハンプさんは、初めて日本に駐在する外人の役員。日本のスタッフに打ち解けようと努力していた人。私は彼女の人柄をみて役員にしました」とコメントした。

  

 今回の事件の原因のひとつに外人役員の起用もあるのでは?という問に対し、「グローバル化を進める上で性別や国籍は関係ない。今後も適材適所に人を配置する」とジュリー・ハンプ常務役員を起用したことは間違いでなかったと真っ向から否定した。

麻薬取締法違反で逮捕されたジュリー・ハンプ常務役員
麻薬取締法違反で逮捕されたジュリー・ハンプ常務役員

「会社としてハンス役員に対するサポートはしていく」と早川専務。また、トヨタ自動車やほかの役員に対して警察の捜査は入っていないそうだ。

 記者会見は約30分ほどで終了し、豊田社長、早川専務は足早に会場を退室した。

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