6月13日、『富士スピードウェイ』で開催された「Eco Car Cup 2015」。WEBCARTOPではトヨタ・G’sアクアで「Challenge 180クラス」に参戦! 波乱万丈の展開に涙!?

Eco Car Cupとは、富士スピードウェイが平成22(2010)年から開催している燃費競技で、速さと燃費の総合成績を争うレースだ。
順位と燃費にポイントが設定されており、一番ポイント加算が少なかったチームが勝つレギュレーション。今回参加した3時間耐久の「Challenge 180クラス」では、下記表のようにポイントが加算される。とにかく決勝でなるべく上位にランクインしつつ、燃費も良い成績を収めたチームが優勝するということだ。
本ルールの巧妙なところは、上限タイムが設定されているということ。3分15秒を3回以上切るとペナルティの対象なのだ。また最低でも50周を上回らないと加点対象!
Challenge 180のポイント
順位 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | → |
予選 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 1 | → |
レース | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | → |
燃費 | 1 | 2.2 | 3.4 | 4.6 | 5.8 | 7 | 8.2 | 9.4 | 10.6 | 11.8 | 13 | → |
※ガソリン消費量が同一の場合は、同一ポイントとする。
※合計ポイントが同点の場合は、決勝レースの順位を優先する。
今回はG’sアクアで参戦。ノーマルと比べ走行性能がアップしており、エコカーカップ向けのグレード? 参加可能な車両はハイブリッドカーとディーゼル、低燃費技術が施されているエコカーまでと幅広い(詳しくはhttp://www.japan-racing.jp/fsw/15/hv.html)。本レース主役のハイブリッドカーでは、チューニングが施された個体は「SHV(スーパーハイブリッド)」クラスとなり、厳密にクラス分けが行われている。今回WEBCARTOPは前述のとおりG’sアクアをチョイス。アクアは67台中16台もエントリーしており、実は激戦クラスなのだ。
参戦メンバーは編集部鈴木&加藤と元弊社広告部員の山本晃司さん、特別ゲストとして『トヨタ自動車』広報部の本多誠之さんと有田啓介さんで挑戦。5人中2人は富士スピードウェイ初走行というメンバーの中、果たして!?
Challenge 180のペナルティ
項目 | ポイント | 具体例 |
ピットロード違反 | 10 | ピットロードでのスピード超過や危険行為など |
周回数不足 | 10 | 規定周回数に達せずチェッカーを受ける/1周につき |
ピットイン回数違反 | 10 | ピットインの回数が規定回数を満たない/1周につき |
ラップタイム超過 | 10 | 3分15秒を規定回数以上切ってしまった場合/1回違反につき。ラップタイム超過回避のためにコントロールライン手前での急減速などは「危険行為」となる |
危険行為 | 順位降格 | 故意による極端な幅寄せや衝突など |
マナー違反 | 順位降格 | 非スポーツマン的行為 |
メーターリセット | 順位降格 | 計測中のメーターリセット |
車両規定違反 | 失格 | 車両に対する規定違反 |