【パイクスピーク2015】断崖絶壁を走る全長20kmのコース詳細解説

【パイクスピーク2015】断崖絶壁を走る全長20kmのコース詳細解説

■高所恐怖症がビビるガードレールがない高速セクション

 ひたすら山を登って、誰が一番速いかを競う「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2015」。その20kmにわたるコースは、平均勾配7%で標高差が1500m弱あるわけで、雰囲気も大きく変わる。

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ppihc003コース図を眺めてみても、わかりにくいと思うが、ここでは、コースを走行しながら撮影した写真で再現してみよう。もちろん、このコースは普段は一般有料道路として使用されているので、誰でも体験することが可能だ。

001Startline上のコースマップの一番下にあるのが、スタートライン地点である。実際に車両がアタックを開始する地点は少し手前となる。ゲートの向こうにはゴール地点であるパイクスピークの頂上地点も見える。

005EngineersCornerスタートしてしばらくは、登りだけでなく下り坂もある気持ちの良い高速コーナーが続く。そのリズムを崩すのが、エンジニアコーナーと呼ばれる急な左コーナー。2012年に増岡浩選手が、ここでコースアウト。それほどの難所なのだ。

007_10mile最初の難関を抜けると、右手にキャンプスペースがあるハーフウェイ・ピクニック・グラウンズを横目に見ながら進むと再びの左コーナー。雰囲気が似ているので、エンジニアコーナーと間違えやすいが、こちらはコーナーがきつくないので速度を落としすぎないよう注意が必要だ。

009SBbelowGCその後(練習走行時に3つに分けられる)ロアセクションの後半は勾配もきつくなり、低速コーナーも出現してくる。

010GlenCoveグレン・コーブは、(練習走行時に3つに分けられた)ミドルセクションのスタートポイントでもある。コース上にブレーキチェックのための監視員が駐在するポストがある。決勝レースでもこのポストスタンドは撤去されない。

011RaggedEdgeグレンコーブを過ぎてすぐに、森林限界線(草木が生息できる限界標高)を越える。そのために見晴らしは非常に良くなる。ただしこのセクションはつづら折りの急勾配セクションとなる。上の写真をよく見てみれば、道路正面の岩壁につづら折れになったコースがあることが見て取れるだろう。

013見晴らしの良いコースなのだが、コースわきのガードレールも必要最低限しか装着されていない。高所恐怖症の人には、クルマに乗っているだけでも苦痛な区間といえるだろう。

014BottomlessPitつづら折り区間をクリアしたら、デビルズプレイグラウンドと呼ばれる駐車スペースがあるトップセクションのスタート地点となる。ここからは再び高速コーナー区間となる。周りの景色は、徐々に草も生えない岩山に変わっていく。

015CogCutトップセクションの最終盤のセクションでは、周りは完全にガレ場でしかない。上の写真はコグカット・コーナー。路面が荒れておりジャンプする車両もいるが、コーナーの向こうには、パイクスピークへ上るラック式登山列車「コグレール」のレールが敷かれている。

016Goalそして、ゴール。この少し先までアスファルト舗装されているが、基本的に頂上部は舗装されていない。

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