日産Xトレイル・ハイブリッドはディーゼルに代わるタフギアか?[公道試乗記] (1/3ページ)

日産Xトレイル・ハイブリッドはディーゼルに代わるタフギアか?[公道試乗記]

■ガソリン仕様よりトルク&パワーで勝るハイブリッドが追加された

 現行の日産Xトレイルにはディーゼルエンジンの設定がされていない。モデルチェンジ直後は、先代モデルのディーゼルエンジン搭載車が併売されていたが、現在はそれも終了している。
4WDモデルの悪路まで対応できる高い走破力と、ウォッシャブルラゲッジや防水シートなどによって、アクティブ派のユーザーによって支えられてきたXトレイルである。それは自ら“タフギア”と名乗ることからもわかるだろう。
そんなクルマのキャラクターにマッチするのは、溢れんばかりのトルクを発生するディーゼルだったはず。ところが新型はNA2Lのみ。もちろん日本の道を走るのに不足はないが、従来のディーゼルオーナーのなかには、ちょっと物足りなさを感じたひともいるハズだ。

ガソリン車に比べて60kg重い車重と、リヤに重いバッテリーを搭載したことで走りにシットリとした上質さが出た。市街地の試乗ではコンフォート性も上まわる印象だ
ガソリン車に比べて60kg重い車重と、リヤに重いバッテリーを搭載したことで走りにシットリとした上質さが出た。市街地の試乗ではコンフォート性も上まわる印象だ
エンジンはガソリンモデルと同じMR20DD型。それにクラッチを介してモーターを組み合わせいる
エンジンはガソリンモデルと同じMR20DD型。それにクラッチを介してモーターを組み合わせいる

 そのような声に応えるように、日産が登場させてきたのがXトレイル・ハイブリッドである。仕組みはフーガやスカイラインと同じ。簡単にいえばエンジンとモーターがクラッチを介して直列に繋がり、さらにモーターとアウトプットシャフト(エンジンやモーターの駆動力を出力するシャフト)の間にクラッチがある。モーターは駆動と回生の両方を担い、エンジンとモーターを切り離してモーターのみで走行することもできるというシステムだ。
フーガやスカイラインと異なる点は、前述の2車がエンジン縦置きレイアウトのFR(後輪駆動)で、Xトレイルはエンジン横置きのFF(前輪駆動)だということ。ただし横置きFFのハイブリッドは北米のムラーノなどで、すでに実用化されている。
ちなみに、Xトレイルハイブリッドにも、ガソリン車同様4WDモデルの設定はある。

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