【パイクスピーク2015】レクサスが「CCS-R」をエントリー。だが名前は未だない…。

【パイクスピーク2015】レクサスが「CCS-R」をエントリー。だが名前は未だない…。

 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2015が、レクサスRC F CCS-Rにとって初めて公の場で走行する機会となった。ところが、エントリー名では「CCS-R」なっているが、マシンにはそれを表すロゴは一切ない。代わってGT CONCEPTという文字が表記されていた。

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 この車両は、カスタマー・モータースポーツの裾野を拡げること目的にしている。そのためレクサスFモデルのカスタマーに向けて、エントリー・レーシングカーを作るというコンセプトで進められたプロジェクトなのである。GT3を頂点としたレクサスのレーシングマシンの底辺を支える車両としての位置付けのサーキット専用車なのだ。

 すでにレクサスIS F CCS-Rがそのプロジェクトのスタートとして数台がカスタマーの手に渡り、実際にドイツで行われているニュルブルクリンク耐久レースシリーズに参戦している。RCについても同様に、プロジェクトとしては、北米、そしてドイツやスイスといった欧州も含め、もっと拡大していく方向で進められる。そしてひいては欧州にあるようなレーシングブランドに育てていきたいという。

RCFCCSR009ちなみに、今回のこのGT CONCEPTという名称については、北米側からの提案で付けられた(7文字ものアルファベットの羅列は覚えにくいという判断で)が、市販化の際の正式名称ではないという。現在、この名称については「仮」状態だという。

 今回のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムへの参戦は、2012年-2013年のIS F CCS-Rの参戦と同様、レクサス最大のマーケットである北米でのPRを兼ねている。

 基本的には、日本国内で開発してきたこの車両をそのまま持ち込んでいる。特にパイクスピーク仕様というようなものではない。しかも、この車両は1週間前に日本から送られてきたばかり、だという。それをウイロースプリングスのサーキットで走行チェックをしてコロラドへ持ち込んでいる。車両を持ち込んだらそのまま乗れる、というのもこのCCS-Rのコンセプトのひとつでもある。

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ジャスティン・ベル選手はパイクスピークではルーキーとなるが、ル・マン24時間のGT1、GT2、GTSで表彰台経験があるドライバーである

 IS Fのパイクスピークの参戦はすべてエキシビジョンクラスへの参戦であったが、今回はタイムアタッククラスへの参戦となった。これについては「今まではプロトタイプであったため」と説明している。よりプロダウションスペックになったため、タイムアタッククラスへ変更したようだ。

 ドライバーには、ジャスティン・ベル選手を起用。ベル選手はレーシングドライバーでありながら、週刊ビデオマガジン「World’s Fastest Car Show」、またTV番組「Shut up and Drive.」のホスト役として出演していることでも有名なタレントでもある。

 予選タイム順で出走となるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム決勝では、二輪車部門の走行に続き、四輪車部門の24番目の出走となる。ちなみにこのRC F CCS-R(仮)、来春には発売される予定だという。

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