どれを選ぶ?3種類の足まわりがあるホンダ・シャトル (1/2ページ)

どれを選ぶ?3種類の足まわりがあるホンダ・シャトル

 ホンダ・シャトルは、フィットをベースにした5ナンバーサイズのワゴンだ。
先代モデルはフィット・シャトルの派生モデルであったが、現行モデルは「シャトル」となった。
これは、コンパクトなフィットはシティユース、シャトルはロングドライブといったような多様化するライフスタイルに対応したクルマといった棲み分けがされたからのようだ。

ハイブリッドZ
ハイブリッドZ
ハイブリッドZ
ハイブリッドZ

 そのようなこともあり、従来モデルではフィットから延長した車体後方(ラゲッジルームまわり)の補強を施していたが、現行モデルでは根本的にボディの強化を行っている。とくにリヤサスまわりのフロアとルーフを囲う部分は、入念に強化されているのが特徴だ。
後述するが、この部分の剛性アップが走行性能を大幅に高めている。

 新型シャトルには2種類のパワーユニット&トランスミッション、4つのグレードを用意する。また、駆動方式は、全グレードFF(前輪駆動)と4WDを設定している。

ハイブリッドおよびガソリン車のエンジンは、1.5L i-VTEC。エンジン単品の出力は、ガソリン車の方が高い
ハイブリッドおよびガソリン車のエンジンは、1.5L i-VTEC。エンジン単品の出力は、ガソリン車の方が高い

 1.5直4DOHC+CVTのグレードは「G」のみ。もっともベーシックなグレードで価格は169万円(FF)。
この1.5L直4DOHCエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドは、トランスミッションに7速DCTを採用する。このパワートレインには、「ハイブリッド」、「ハイブリッドX」、「ハイブリッドZ」の3グレードを用意。もっともベーシックな「ハイブリッド」は、ガソリン車の「G」とほぼ同装備。X以上のグレードとの違いは快適装備がほとんどだが、決定的に異なるのが上位2グレードのようにパドルシフトが装着されていない点だ。

ドイツのサスペンションメーカー「ザックス」の振幅感応型ダンパー
ドイツのサスペンションメーカー「ザックス」の振幅感応型ダンパー

 シャトルで注目したい装備がダンパーだ。じつは、全グレードにドイツの有名サスペンションメーカー「ザックス(SACHS)」が採用されている。従来のホンダならショーワ(SHOWA)製が定番だったが、開発陣が乗り心地にこだわり、コストの高いザックスを選んだそうだ。
さらに、ハイブリッドXとハイブリッドZには、路面からの小さな入力には柔軟に動き、高速旋回などの大きな入力時には減衰力を高めて車体を安定させるという「振幅感応型ダンパー」を採用している。

 今回、用意された試乗車は、ガソリン車のGとハイブリッドX、ハイブリッドZの3タイプ。前述したようにGとハイブリッドは、エンジンと車重以外はほぼ同じと考えてもいいだろう。

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