トヨタ・ドライバー育成プログラムが早くも開花した!?【全日本ラリー】 (1/2ページ)

トヨタ・ドライバー育成プログラムが早くも開花した!?【全日本ラリー】

  

■今季初のグラベル(未舗装路)での闘いで勢力図が一変

 7月3から5日の3日間、北海道洞爺町周辺にて、2015年JAF全日本ラリー(JRC)第4戦「ARKラリー洞爺」が開催された。

 全9戦で行われるJRCだが、今年から非舗装のグラベルラリー(ダート:未舗装路で行われるラリー)はわずか3戦に減少。したがって今季初のグラベルとなるこの一戦は、グラベルが得意なチームにとってきわめて重要な意味をもっている。逆にターマック(舗装路)を得意とし、グラベルは不利というチームは不参加というほど。これまでJN5クラス(3000cc以下)で常にトップ争いをしてきた、ラリー界の黒船アバルトもエントリーを見合わせている。

スバル勢が上位を独占する結果に。新井敏弘は昨年に続いての連覇となった
新井大輝選手は、昨年まで父が乗っていたインプレッサで出場しての2位入賞だ

 デイ1は激しいバトルが演じられた。総合首位を争うJN6(ターボ換算も含めた3000cc以上)ではトップの新井敏弘/田中直哉組と、2番手の炭山裕矢/保井隆宏組の差がわずか0.9秒。さらに勝田範彦/足立さやか組が続き、上位3台はスバルWRX STIが独占。ランサーエボリューションXの奴田原文雄/佐藤忠宜組はSS1ではトップタイムをマークしたが、林道ステージで徐々に遅れて4番手に甘んじた。

 注目のJN5クラスの輸入車勢は、いずれも今季初のグラベルに苦戦。逆にグラベルを得意とする関根正人/竹下紀子組の三菱ミラージュと小倉雅俊/平山真理組のダイハツ・ブーンX4が序盤は首位争い。さらにはヴィッツ・ターボの天野智之/井上裕紀子組もこれに加わっての三つ巴の戦いに。最後は天野ヴィッツが関根ミラージュに2.4秒差のトップでデイ1を折り返した。

画像ギャラリー