[ライバル比較]軽自動車6台! 1000kmツーリングで分かった真実 (2/4ページ)

■ワインディングステージでもっとも好印象だったのは?

 ずばり、いちばん美味しかったのはムーヴ。加速性能だけではターボ勢に分があるが、高速道路でも体感しているシャーシ剛性の高さから導かれる抜かりの無い操作性。ムーヴはNAエンジンだがステアリングにパワースイッチのボタンがあり、高中回転維持機能も使える。ブレーキ感覚もよし。

見た目や作りだけでなく走りも個性溢れる
見た目や作りだけでなく走りも個性溢れる

 ホンダ勢も好印象だ。連続するカーブに機敏にスムースにノーズを切り込ませて走り抜けてくれる。Nワゴンのターボパワーは壮快。N-BOXスラッシュはNAだが高回転への吹け上がりが見事で排気音もいい、CVTのマッチングもよく、走りが爽快に感じられた。

 高速道路で安定性を感じたウェイクは、重心の高さがネックとなるのか、連続するカーブでのステアリング切り返しから生じるムーヴメントへの対応に気を使うことがあった。

 スズキ勢は万人から許容されるトータルバランスのいい味付けだろう。どこかが突出しているというものでもなく、それだからか、決して悪くはない。あえていえばブレーキの利きが、ボディ剛性が、もう少し、もう少し….、という愛着ある肯定的な要望となってくる走り心地なのだ。

 嵐山-高雄ステージより京の生活ロードに連れ立って舞い降りた6台のK-CARたちは、『ねねの道』周辺、二年坂周辺といった京都名所の狭い道をも苦としない。
エレガントフォルムのスラッシュ、本格ラフロード想定だがどこか都会的カラフル質感もあるハスラー、内装グレードアップのNワゴン、Aピラー回りの死角を補う補助ミラー搭載のスラッシュ、それぞれのモデルに個性的特徴はあるが、ニッポンの風土にはなじんだ光景となっていくようだ。

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