リハビリ施設向け「Honda歩行アシスト」のリース販売を発表 (1/2ページ)

リハビリ施設向け「Honda歩行アシスト」のリース販売を発表

■リハビリテーション施設向けに開発

 ヒューマノイドロボットASIMOの歩行理論に基づいた歩行アシスト技術の研究を1999年から続けてきたホンダが、歩行訓練機器「Honda 歩行アシスト」を全国の病院やリハビリテーション施設向けにリース販売を11月から開始することを発表した。WalkAssist00この「歩行アシスト」は腰フレーム、モーター、大腿フレームという3つのパーツで構成されている。ベルト形状の腰フレームを腰に装着し、大腿フレームはベルクロテープで両太ももを固定する。装着可能な体格としては身長140cm以上となるが、大腿フレームはサイズの異なる2種類を同梱し、幅広い体格に対応が可能となる。

 腰フレーム部にバッテリーと制御コンピュータが内蔵され、腰フレームの両側にモーターが左右1基ずつ計2基が配置されている。歩行時の股関節の動きをこの左右のモーターに内蔵された角度センサーが検知。モーターで大腿フレームを動かし、足を振り出す伸展と蹴り出す屈曲の動作時に太ももの部分をアシスト。歩幅と歩行リズムを調整することとなる。本体の重量は約2.7kg。リチウムイオンバッテリーを搭載し、駆動時間は約1時間となる。

WalkAssist010この歩行アシストは、ASIMOにも使われた「倒立振子モデル」に基づく歩行訓練機。「倒立振子モデル」とは、運動エネルギーを位置エネルギーに変換(身体重心の上昇)し、再び運動エネルギーへと、移動動作の間で変換されることにより効率的な移動を可能にしているという、歩行についての力学的なパラダイムのことを指す。

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