23年の歴史を振り返る三菱「ランサーエボリューションIV〜VI」 (1/3ページ)

23年の歴史を振り返る三菱「ランサーエボリューションIV〜VI」

独創のハイテク技術で
圧倒的パフォーマンス

 ランエボはあくまで「ランサー」の「エボリューション」(進化)モデルである。よってエボI〜VIまでの間でグループ分けができる。
ベースのランサーがモデルチェンジされれば、そこでランエボもフルモデルチェンジが行われるからだ。エボ〜IIIは4代目ランサーをベースとした。エボIV〜VIは5代目ランサーをベースとするものとなった。
ベースのランサーから遅れること1年で発表されたのがランエボIV。当然外観は大きく変更され、エンジンもIIIに比べ大幅にパワー&トルクアップを達成して登場した。だがそれだけではなかった。以降のランエボをランエボたらしめる、ある革新的技術が投入されていたのだ。
それが、アクティブヨーコントロール(AYC)。4WD車の場合、前後輪のトルク配分を変化させる……というのは、電子制御式であればどこのメーカーもやっている。だが三菱はこれを「左右」でやることを考えた。たとえば右に旋回するなら、左側駆動輪のトルクを上げてやればよりスムース、というのは誰でもわかるはずだ。これを可能にした電子デバイスがAYC。世界的にも珍しい技術であり、ランエボの戦闘力を大きく高めてくれた。

1996年
ランサー・エボリューションIV(CN9A型)

戦闘力を大きく向上させる
フルモデルチェンジ

  

ランエボのベースであるランサーが1995年にフルモデルチェンジ。その5代目ランサー初のエボがIV。
エンジンはインタークーラーの大容量化、ツインスクロールターボの採用などにより、
280ps/36.0kg-mと大幅なパワー&トルクアップを果たしている。
さらに左右の駆動力をい変化させることで旋回性能を高めるAYC(アクティブヨーコントロールシステム)を
このモデルから新採用する。ブレーキなども大きく強化されている。EVO4GSR●全長×全幅×全高:4330×1690×1415mm●ホイールベース:2510mm●車両重量:1350kg
●エンジン型式:4G63●エンジンタイプ:直4DOHCターボ●排気量:1997cc
●最高出力:280ps/6500rpm●最大トルク:36.0kg-m/3000rpm
●サスペンション(前/後):ストラット/マルチリンク
●ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク●タイヤサイズ:205/50R16

  

  

5ナンバーサイズボディはランエボIVで終了

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