[ライバル比較]SUVの1000kmツーリングでわかった5台の違い! (1/3ページ)

[ライバル比較]SUVの1000kmツーリングでわかった5台の違い!

■SUV特有の視界の良さと開放感が乗用車的安心感か?

コンパクトSUV市場は激戦区だ。この市場にマツダは、クリーンディーゼルを武器とするCX-3を送り込んだ。そこでライバル車としてメルセデス・ベンツGLA、VWティグアン、さらに国産のスズキSX-4クロス、ホンダヴェゼルの4台を揃え、石川県金沢市を目指し1000kmツーリングに出た。SUV

 北陸新幹線が開通し石川県を訪れる観光客は増加の一途を辿っている。とりわけ金沢市は兼六園をはじめ世界的にも注目を集める日本文化の宝庫だ。また、伝統芸能に使われる鼓をイメージした『鼓門』や『もてなしドーム』を擁するJR金沢駅も見どころの一つ。

 コンパクトSUVとは、扱いやすいボディサイズと最低地上高が確保されたパッケージ、走破力の高い駆動システムにより優れた機動性が魅力のカテゴリーだ。

 マツダCX-3を筆頭にスズキの新クロスオーバーであるSX4-Sクロス、CX-3と真っ向から対決すると目されるホンダのヴェゼル。輸入車は最近のメルセデスの好調を作り出しているGLAと、評価の基準的存在としてラフロードも真剣に追求しSUVの王道を行くVWティグアンという布陣だ。ちなみにSX4とティグアンが4WD、他は2WDモデルだ。

 SUVを選ぶときの大切な要素の一つに挙げたいのは、視界のよさと開放感だ。

 ティグアンは目線の位置がライバルよりも高く魅力的だ。

 一方でGLAは5台中もっとも乗用車的なパッケージで、SUVに乗っている感覚ではない。ドライブポジションは低く潜り込むように取る。

 CX-3とSX4、ヴェゼルはほぼ横並びの視界性能だ。

 この利点を逆説的にいうと車高、重心が高いためグラつきやすく、車両の安定性を注視すべきということだ。とくに後席を積極的に使うユーザーにとってはクルマ酔いなどへの影響も考慮したい。

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