86&BRZビッグイベントのレースに女子チームが参加

86&BRZビッグイベントのレースに女子チームが参加

■井原慶子さん率いる WIMチームが
速さと燃費を競うグリーンカップに挑戦!

 トヨタのFRスポーツ「86」を愛してやまない土屋圭市さんプロデュースのもと、今年で開催6回目を迎えたFuji 86 style with BRZ 2015。初回は本当にこぢんまりとしたAE86型カローラ・レビン/スプリンター・トレノ(漫画イニシャルDの主人公が乗る型式)を中心とした小規模イベントだったのが、今ではトヨタ86はもちろんスバルBRZも加わり、全国からオーナーが数千台規模で集るビッグなイベントになっている。

【関連記事】「気に入った!」「でも可愛すぎる!」 悩める男子が「女子感」強めのクルマ5台に「男らしく」のる方法

I7GM3056

 主なコンテンツは、土屋圭市さんを筆頭としたプロドライバーたちによるトークショーや、オーナーたちによるパレードラン、チューニングデモカーのタイムアタック。ステージや本コースをフル活用した、富士スピードウェイ全体が86&BRZで占拠するような楽しい内容となっていた。

ハチロクそのような豊富なコンテンツのなかでも注目したのは、朝イチから開催された86BRZ Fuji Green Cupである。このレースは、86かBRZであればどんなクルマでも参加できるという、1時間半の耐久レース。昨年から開催されていて、XaCAR 86&BRZマガジン(交通タイムス社刊)では、初回から参戦している。

 このレースに参戦できるマシンは、ATでもMTでも関係ない。ターボだろうとスーパーチャージャーでチューニングしているクルマであろうと、86またはBRZならなんでも参加できるのがこのレースの良いところ。
ただし、ただ速く走ればいいというわけではない。順位だけでなく燃費も重視されるのがこのレースのキモ。総合成績は、順位と燃費それぞれに係数を掛けたポイントの合計なのだ。つまり、ある程度速く走らなきゃならないのだが、あんまりラフな走り方をしていると、燃費が悪くなってしまう。しっかり燃費を意識した丁寧な走り方が必要となってくるのだ。

井原慶子さん率いるWEB CARTOPチーム
井原慶子さん率いるWEB CARTOPチーム

 このレースに井原慶子さんの女性レーサー育成プロジェクト(Women in Motorsport Project)がWEB CARTOP WIMチームとして参加した。

 このプロジェクトは、モータースポーツ業界において、もっと女性に活躍の場を与えようというもの。その指導をしているのが、昨年FIA選手権で女性ドライバーとして世界最高位を獲得し、FIAアジア代表委員の井原慶子さん。彼女が、運転技術やレースのノウハウを磨き、さまざまなレースシーンで活躍できる女性を育成しているのだ。

 すでにスーパー耐久レースに参戦し完走できるようなハイレベルな女性レーサーも育っているのだが、まだまだこれからという本当のレース初心者にこのグリーンカップはピッタリということで急遽参戦が決まったというわけだ。

ハチロク
画像はこちら ダムドのエアロパーツとモリゾウステッカーでドレスアップ。トランスミッションはAT

 使用する車両は、小野印房の86。ダムドのエアロパーツとモリゾウステッカーでドレスアップされたド派手なクルマ。ちなみにトランスミッションはAT。急遽編成されたチームということで、申し込み順は30番。そのままゼッケン番号30、グリッドも32台中30番と、決してスタートの条件は良くない。

 なにしろ、走っているクルマは、すべて86とBRZ。なかには過給器を装着しているクルマもあったが、ほとんどのクルマはセッティングに大きな差はない。
燃費を気にしながらの走行ということもあり着順は伸ばすことはできなかったが、平均燃費11.1km/Lとして、32台中25位という成績。

 今回は監督として参加した井原慶子さんだが、このグリーンカップを見て「燃費を重視しているスピード域が高くないレースですから、初心者の人でも安全に楽しめますね。まだまだこれから運転技術を高めていきたいという、私たちのメンバーにはピッタリだと思います。とても楽しかったので、今後もチームとしては前向きに参加を考えていきたいと思っています」と話してくれた。

 <レポート:>

  

画像ギャラリー