BMW「iシリーズ工場」見学!環境に優しいのはクルマだけではなかった

BMW「iシリーズ工場」見学!環境に優しいのはクルマだけではなかった

■BMW「i」シリーズを生産するドイツ・ライプチヒの工場に潜入!!

 BMWグループはその経営哲学に「サスティナ ビリティ」を掲げている。どこかで聞いたような……そう、マツダのいう「サスティナブル」と同じ意味の「持続させる」ということ。BMWのライプチヒにある最新工場を見て、それが本気で具体化されていることに驚いた。

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 地球の環境を守ること、資源不足に対応すること、都市の交通システムを考えることなどの本気度は工場の入口から見えてきた。大きな風力発電用のプロぺラが3機も回っている。「平均すると、自然エネルギーで工場すべての電気を補っています」と言う。ここで主に作られているのは電気自動車の「i3」とPHEVのスーパーカー「i8」だ。

BMW工場のなかは自動化が進み、たくさんのロボットが働いている。従業員の数は普通の組み立て工場に比べ極めて少ない。天井には照明器具が少なく、採光用の窓がたくさん設けられている。

「エアコンもありません。できるだけ自然の光や太陽光エネルギーを利用しています」
北海道に近い緯度の街だから、特別に太陽の恵みが多いわけではないのに!!

  

風力発電で工場の電力をまかなう、サスティナブルなクルマ作りに感動

「i3」に使われているカーボンのリサイクルシステムも徹底されている。開発、生産、使用、そして廃車はリサイクルして循環するという考えで、持続可能なクルマ社会を作り上げようとしているのだ。

BMWライプチヒの組み立て工場には、BMWとして初めて2本のラインが並行して作られた。1本はライフモジュール用、もうひとつはドライブモジュール用で、作業がしやすい配置になっている。ドライブモジュール組み立てラインはアルミのシャーシにバッテリーとモーター、トランスミッションを取り付ける。作業者の足もとには木製の板が敷かれ疲労を軽減させるなど、徹底した人間工学に基づいたラインになっている。

 塗装工程も廃水を出さない工夫がされ、一般に電気消費量の多い塗装プロセスで従来より30%ものエネルギー消費量を抑えているという。 日本は電気自動車では一歩進んでいると思っていたが、果たしてどうだろうか?

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