シャパラルやフォードGT40が小さくなって今年も集結! (1/4ページ)

シャパラルやフォードGT40が小さくなって今年も集結!

■夏は大盛況サーキット甲子園! 恒例10時間耐久レースK4GP

 8月12日〜13日に静岡県駿東群小山町にある富士スピードウェイで軽自動車をメインとする「エコランレースK4-GP」が行われた。
このイベントは通常のレースとは違い、非常に趣味性の強い性格を持っているのが特徴だ。K4JAF公認レースとは異なり、排気量などで5つのクラスに分けられてはいるものの、手作りで好きなスタイルに仕上げたクルマを走らせることが可能な数少ないイベントの一つ。スーツなどのレーシングギアの規定も許容範囲が広く参加しやすいようになっている。ただし、このレース専用のライセンスを事前に取得しなければならない。ライセンス取得のための講義では、レースに関するルールから仮装大会の規定までが伝えられるそうだ。

シャパラル2Hは普段、会社員をしている人たちが手作りしたマシン
シャパラル2Hは普段、会社員をしている人たちが手作りしたマシン

 参加車両の多くは”普通”の軽自動車をモディファイしたマシンだが、オリジナルのシャーシやスバルサンバーなどの商用車をベースにして、往年のレーシングカーを模した手作りボディを被せているクルマもあった。
注目だったのが、やはりフォードGT40やアルピーヌM63、ポルシェ935などを模したボディを纏ったマシンだ。そのサイズは、軽自動車がベースだから4分3だったり、8分の5というのだから面白い。さらに制作費は驚きの2000万円! なんてクルマもあったりする。

スズキ・カプチーノがポルシェ935に変身!
スズキ・カプチーノがポルシェ935に変身!

 このようなマシンは、各チームが手弁当で週末にガレージに集合し、「ああでもない、こうでもない」と、まるで“秘密基地”に集まった子どものようにみんなでミニレーシングカーを製作。こうして完成したマシンを当時のドライバーになりきって参加できると言うのだから、楽しいことは間違いなし。また、耐久レースなので参加ドライバーの人数が多い。つまり、一人当たりの参加コストを抑えられるわけだ。

 初日の8月12日は500km(約5時間)、2日目の8月13日は1000km(約10時間)と2つの耐久レースが行われた。どちらも各クラスごとに使用できるガソリンの量が決められていて、ただ速いだけでは勝てない。ゴールまで走りきれる燃費をキープしながら速く走る、といった頭脳戦でもあるのだ。
ちなみに参加台数は13日の1000kmだけでも130台! 生憎の雨天ながらもギャラリーも含め約4000人のクルマ好きで賑わった。
〈スピンをするほど本気だったりする〉

 レース終了後の表彰式では、コスプレをしてきた参加者に仮装大賞をしたり、さらにクルマに座れるだけ乗りこんでパレードランで締めくくるという面白さもある。
この楽しさは、行って体感してほしいと思う。
ちなみに見学者は、富士スピードウェイの入場券のみで1日家族と楽しめるイベントとなっている。

 次ページでは、参加車両ギャラリーを楽しんでいただきたい。

  

  

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