過酷なタイのラリーでアウトランダーPHEVがクラス優勝!日本人勢も活躍 (1/2ページ)

過酷なタイのラリーでアウトランダーPHEVがクラス優勝!日本人勢も活躍

 第20回の記念大会となったアジアクロスカントリーラリーは、8月14日に1週間にわたるスケジュールを終了し、その幕を閉じた。

 2013年から3年連続でこのラリーにエントリーしている「ツーアンドフォー モータースポーツ」の『アウトランダーPHEV』は、ドライバー青木孝次選手、コ・ドライバーワッティチャイ・ティタラ選手の手により3年連続でT1E(EV)クラス優勝を果たした。今年10月にポルトガルで開催されるバハ・ポルタレグレ500からワークス体制で参戦する三菱にとって、この勝利は大きな足がかりとなったといえるだろう。

クラス優勝を果たしたアウトランダーPHEV
クラス優勝を果たしたアウトランダーPHEV
エアコン不調に悩まされながら走行するアウトランダーPHEV
エアコン不調に悩まされながら走行するアウトランダーPHEV

 しかし、この結果を出すまでの道のりは決して楽ではなかった。
ラリー後半、アウトランダーPHEVは折り返しとなるLEG4ではエアコンの不調におそわれたのだ。従来のクルマであれば、エアコンがなくても窓を開けてドライバーががんばる……といった根性論が通用したかもしれないが、アウトランダーPHEVは、エアコンを使ってEVシステムを冷却している。そのため、エアコントラブルは重大なものとなる。原因として考えられたのはLEGでのガラス破損時のショックであったようだ。

アジアクロスカントリーラリー翌朝まで掛かってエアコンの補修を終えた状態でLEG5に挑んだアウトランダーPHEVは、非常に深く水流の速い川渡りの際にかなりの苦労を強いられ、ペダルまわりまでの冠水してしまったが電気系統を含め、クルマにはまったく影響がなく、その日のSSを終えた。しかしながら、エアコンは完調ではなく、まだオーバーヒートが起きることがあったという。

 エアコンの不具合を再び修理して臨んだ最終のLEG6では、トップに遅れること1分19秒の3位タイムを記録し、このラリーを締めくくった。

青木選手
アウトランダーPHEVをドライブした青木孝次選手

 1週間、約2400kmのラリーを終えてドライバーの青木孝次選手は「予想以上に過酷になったラリーでしたが、世界にはままだまだ過酷な地がたくさんある。そうしたところでこのPHEVシステムが生かされるためのラリー参加でした。ぜひともこのラリーで得たデータを市販車に生かして欲しいです」と締めくくった。

  
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まだまだ現役っぷりをアピールした

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