フェルディナント・ヤマグチバナー

新連載「フェルディナント・ヤマグチ」のクルマにまつわるエトセトラ (1/2ページ)

■優雅なパリで繰り広げられる過激な路上駐車バトル

 このたび故有りまして、WEB CARTOPにて連載を初めますフェルディナント・ヤマグチと申します(執筆者プロフィールはページの最後にあります)。
どうぞよろしくお願いします。

 堅苦しい試乗記や難しい業界動向は専門家の先生方にお任せするとして、当欄ではクルマを取り巻く様々な事象を、ユルく書いていこうと存じます。

 記念すべき第一回目は、先日訪れましたパリの路上駐車にまつわるお話をお届けします。パリの街角

ご覧の通りバンパーが触れ合わんばかりにギリギリで駐車しております
ご覧の通りバンパーが触れ合わんばかりにギリギリで駐車しております

 パリに限らず、フランスの道は路上駐車のクルマで溢れています。
少しでもスキが有れば、グッと鼻先を突っ込んで、文字通りクルマを「押し込んで」しまいます。歩くのもおぼつかないような老婦人が、一発でスパッと縦列駐車をキメる様は感動的ですらあります。
しかもフランスで売られている乗用車の多くはMT仕様です。我国では殆ど見ることのなくなったクラッチペダルを、ご老体が器用に扱いながら縦列駐車をキメるのですから大変なものです。恐るべきはフランス婆さん。
日本は道路事情が悪い故、狭い道のすれ違いや矮小地(わいしょうち:狭い土地)への駐車で腕が磨かれるので「日本人ドライバーの運転は世界一上手い」などと皮肉られることがありますが、こと縦列駐車に関していえば、パリジャンやパリジェンヌの方が一枚も二枚も上手です。

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