速攻試乗!新型アウディTTの走りの実力をチェック (1/2ページ)

速攻試乗!新型アウディTTの走りの実力をチェック

■お洒落で上質になった
新型TTクアトロを速攻サーキット試乗!

 アウディの新型TT/TTSに乗るため北海道の十勝スピードウェイにやってきた。十勝サーキットを訪れたのはおよそ7年ぶりか。国内で唯一の24時間レースが開催され、僕はスーパー耐久のシリーズ戦に組み込まれてからは毎年参加していた。
当時は三菱のランサーエボリューションで闘っており、24時間競えるタフなフルタイム4WDスポーツの開発を目指していたから、ここで最新型のTTそれもAWD(オール・ホイール・ドライブ:4輪駆動)であるクワトロモデルを試せるのをとても楽しみしていた。

グレードは標準のクーペ、ロードスター、ハイパワー版のTTSを用意。TTクーペのみFFがラインアップし、その他はクワトロ(4WD)のみとなる
グレードは標準のクーペ、ロードスター、ハイパワー版のTTSを用意。TTクーペのみFFがラインアップし、その他はクワトロ(4WD)のみとなる

TT_Roadstarとはいえ試乗車はロードカー。主宰サイドからもレーシング走行は禁じられ、スポーツ走行すら禁止という厳しい通達。まだ市販前段階でナンバー取得できないため、あくまでサーキットという場所を選んだと諭されてしまった。そこまでいわれたら仕方ない。一般道をやや速く走るレベルに抑えて試乗するほかなかろう。

 最初に乗り込んだのはTTロードスターだ。今回は3代目となるフルモデルチェンジで、フロントグリルのデザインなどはアウディのトップモデルであるR8と共通性を持たされていてグレード感が大幅に高まっている。

 ロードスターのハイライトはなんといってもオープンルーフ。
その開閉がわずか10秒に短縮されたばかりか50km/h以下なら走行中でも開閉可能となっており、実用性が大幅に高まっている。

ヘッドレスト一体型のスポーツ形状とし、従来よりサポート性を向上。1脚につき2.5kg、左右で計5kgの軽量化も注目だ。写真のロードスターは2シーターレイアウト
ヘッドレスト一体型のスポーツ形状とし、従来よりサポート性を向上。1脚につき2.5kg、左右で計5kgの軽量化も注目だ。写真のロードスターは2シーターレイアウト

 オープン時の風の巻き込みは極めて少なく、直線で200km/hまで出してみたが髪の乱れもわずか。今まで乗った、どのロードスターモデルよりも少ないと感じた。

 オープンルーフながらシャーシ剛性は高く、コーナリングでもガッチリとしていてきしみ音ひとつせず正確なライントレースができる。
さらにサスペンションセッティングが秀逸で、ストローク感がある柔らかめな設定ながらロールは量・速さとも適度で快適性の高い。その完成度の高さにアウディの実力を知らしめられた気がした。

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