トヨタMIRAIが『WRCラリードイツ』のオフィシャルカーとして登場! (1/2ページ)

トヨタMIRAIが『WRCラリードイツ』のオフィシャルカーとして登場!

■燃料電池車でWRCに出るって、安全性は大丈夫!?

 タイトルにある言葉は、MIRAIのラリーカーを見た外国人から(きっと日本人も思ってる?)もっとも多く聞かれた質問。
「水素=危ない」
と思っている多くの人からすれば、水素タンクを搭載するMIRAIでラリーに出るなんて考えられないのだ。

MIRAI

2014年11月の新城ラリーで発売前のトヨタ・ミライが00カーとして走行。そのステアリングを握るのはトヨタ自動車の豊田章男社長
2014年11月の新城ラリーで発売前のトヨタ・ミライが00カーとして走行。そのステアリングを握るのはトヨタ自動車の豊田章男社長

 そもそも、なぜMIRAIがドイツラリーを走ることになったのか。じつは、正式発表前のMIRAIが、昨年11月に開催された全日本ラリー最終戦となる新城ラリーで、コースのチェックを行う「00カー」として登場している。しかも、モリゾーこと豊田章男社長がドライブしたことでも話題となっている。

  

 しかし今回のMIRAIはトヨタのワークスカーではなく、WEB CARTOPでもおなじみの自動車評論家・国沢光宏さんの個人車。全日本ラリーに出るために自身で購入したMIRAIをバラしてラリーカーを製作。それがWRCのプロモーターの耳に入り、「ラリー・ドイチュラントで走ってみては?」ということになったのだ。

とにかく楽しい!」とご満悦の国沢さん。驚くほどのギャラリーの多さ、リエゾンでの触れ合い、WRCトップドライバーとの遭遇など、WRCを満喫中
とにかく楽しい!」とご満悦の国沢さん。驚くほどのギャラリーの多さ、リエゾンでの触れ合い、WRCトップドライバーとの遭遇など、WRCを満喫中

  

 ただし、走るといっても競技ではなく、「VIP B」という特別枠でのエントリー。競技用にコースをクローズしたあとにセーフティカーが2台走行。そのあとをMIRAIが走ることになる。
当初は00カーでの走行を打診されたそうだが、水素の充填の問題があったため、SSを限定。1日目にSS1/3/6/8、2日目にSS10、12、14、15、3日目にSS18、20(※SS:スペシャルステージのこと。ラリーはSSという区切られた競技区間を走ったタイムの合計で競う)。

  

水素充填中のMIRAI。昼のサービスで一度、そして一日の走行が終わる夜に一度ずつ、一日に2回の充填を行う
水素充填中のMIRAI。昼のサービスで一度、そして一日の走行が終わる夜に一度ずつ、一日に2回の充填を行う

 ちなみに水素の充填を行うのは、ドイツでエネルギー事業を行う「リンデ」という会社の移動式水素充填車。ラリーはSSのほかリエゾンと呼ばれる一般道の移動距離が長いため、昼のサービスの時間に一度充填を行っている。

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