スバルの中古車選びのカギは四番目のアルファベットだ!?

スバルの中古車選びのカギは四番目のアルファベットだ!?

■「クロスオーバー7のH」は年次改良を重ねた証

 スバルから6月に発売された「クロスオーバー7」。7人乗りのユーティリティとSUVの走破性を組み合わせたモデル。エクステリアはSUVテイストを高めるプロテクターを装備し、インテリアはタンカラーに統一され内外装ともにカジュアルなイメージとなっているのが特徴だ。

新車種ともいえる変更を行ったエクシーガ・クロスオーバー7
新車種ともいえる変更を行ったエクシーガ・クロスオーバー7

 そんなクロスオーバー7だが、正式な車名は「エクシーガ クロスオーバー7」。ベースはエクシーガであることにお気づきの方も多いと思う。
つまり、クロスオーバー7はエクシーガの改良モデルとして登場したことになる。

 スバルは、一般的なマイナーチェンジとは異なり、各モデルで「年次改良」と呼ばれている変更を毎年施している。
この「年次改良」は、クロスオーバー7のように内外装が大きくイメージチェンジするものから、見た目ではまったくといっていいほど変更がなくても中身は大幅に進化しているケースもある。さらに、マニアレベルでないと気がつかない小さな改良も「年次改良」に含まれている。

車体番号などが刻印されたプレートにアプライドモデルも明記されている。プレートは、助手席側のBピラーの付け根に装着
車体番号などが刻印されたプレートにアプライドモデルも明記されている。プレートは、助手席側のBピラーの付け根に装着

 それらの改良点は車体の形式プレートで確認することができる。アプライドモデルと書いてある項目の4番目のアルファベットがそれだ。
アプライドモデルはフルモデルチェンジや新型として登場した時点でAとなり、翌年の改良でB、その次の年はCとなっていく。
ちなみに昨年登場し、今年の改良が実施されたレヴォーグやWRXなどはB型となる。

 そして、このアプライドモデルでスバル最長となるのが、じつは「クロスオーバー7」なのだ。

 ベースとなるエクシーガは2008年に登場し、クロスオーバー7として登場したときにアプライドモデルはH型と、発表から7年で8代目へと進化。歴代のスバル車でもっとも改良が重ねられた熟成のモデルといえる。

アプライドモデルの赤く囲ったアルファベットが進化度を示す。初代モデルはAでスタート。エクシーガ・クロスオーバー7は「H」と8代目。エクシーガとして7回の年次改良を行ったことになる
アプライドモデルの赤く囲ったアルファベットが進化度を示す。初代モデルはAでスタート。エクシーガ・クロスオーバー7は「H」と8代目。エクシーガとして7回の年次改良を行ったことになる

 じつはこのアプライドモデルは、スバルの中古車を購入する人には特に注目してほしい項目。
年式が同じでも、生産された月によって改良前モデルか後のモデルかがあるからだ。前述したように、改良前後で中身がまったく異なるケースもある。
スバル車に対して知識のある販売店なら同年式でもアプライドモデルの違いで価格差を付けられるだろうが、そうでない場合は思わぬ落とし穴が待っているかもしれない。

 近日中に「マニア目線の正しいスバル中古車選び」をお伝えしよう。

  

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