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夜のル・マンで無敵の速さをみせた土屋圭市のマル秘特訓とは? (1/2ページ)

夜のル・マンで無敵の速さをみせた土屋圭市のマル秘特訓とは?

ル・マン24時間レースのサルトサーキットは碓氷峠だ

「ル・マンに出たのは1994年に国さん(高橋国光さん)に誘われたから。『圭ちゃん、ル・マン行きたいね』って。国さんに言われたら本気になるよ。それでル・マンの映像見たら、『なんだサルトサーキットって碓氷峠みたいだ』って思ったんだ」WEB CARTOP

  

 土屋圭市さんは長野県出身で、今どきのレーシングドライバーに多いカートレース出身ではない。普通のクルマ好きと同じように市販車で腕を磨き、レースの世界に入ってきた。いつも走っていた場所が碓氷峠(そのほとんどが群馬県で長野県との県境)なのだ。WEB CARTOP

「ル・マンはサーキットと公道の複合コースだから、轍もあるしアンジュレーションもある。それって碓氷峠と同じだから、轍を逃がすような走りが必要になる。しかも24時間だからタイヤカスも掃除できない。
砂や落ち葉なんかが落ちてることを考えながら走る峠と同じなんだ。アウト・イン・アウトで理想的なラインを走る普通のサーキットとは違うんだよね」WEB CARTOP

 2年目の参戦となった1995年。土屋さんは“雨の夜”というコンディションで驚異的な速さをみせた。

「無線が入って、トップのマクラーレン(この年総合優勝を果たしたマシン)より6秒速いって言われたの。そりゃテンション上がるよね。普通のレーシングドライバーは雨の夜なんてなかなか経験できない、というよりもそんな走りはしてない。でも、オレはその頃も夜な夜な碓氷峠走ってたからね。趣味で、マイカーのNSXのダンパーやブッシュを変えたりしながらさ。ほかのドライバーに比べれば圧倒的に見えにくい場所を走る経験が豊富だった。だから速く走れたんだと思うよ」WEB CARTOP

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