【緊急】水没、浸水したハイブリッド車とEV車は絶対に触らないで!!

【緊急】水没、浸水したハイブリッド車とEV車は絶対に触らないで!!

■メーカーや国土交通省から浸水・冠水したHV車とEV車「感電注意!」のお知らせ

 9月10日、台風18号の影響による大雨で、茨城県常総市の鬼怒川で堤防が決壊。およそ40平方キロメートルが浸水し、約2万棟の建物が被災した。image2

 現地ではこの週末、地元の方々やボランティアの人々が、復旧に向けて水没家財等の搬出及び清掃作業に追われていた。しかし、浸水・冠水被害を受けた車両、とくにハイブリッド車やEV車は感電などの恐れがあるため、各メーカーや国土交通省から注意喚起が出されている。

国土交通省のホームページには、「浸水・冠水被害を受けた車両のユーザーの方へ」と題して、次のように書かれている。

 水に浸った車両は、外観上問題がなさそうな状態でも、電気系統のショート等により、車両火災が発生するおそれがありますので、以下のように対処して下さい。

 1.自分でエンジンをかけない。

 2.使用したい場合には、お買い求めの販売店もしくは、最寄りの整備工場にご相談下さい。特に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、高電圧のバッテリーを搭載していますので、むやみに触らないで下さい。

 3.なお、使用するまでの間、発火するおそれがありますので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外して下さい。

※外したターミナルがバッテリーと接触しないような措置(テープなどで覆う)をして下さい。以上。

常総市のいたるところに水没・冠水した車両が山のように置き去りにされている。普通のクルマはもちろんだが、特にハイブリッド車と電気自動車はむやみに触ったりエンジンを掛けないようメーカーや役所から注意喚起されている
常総市のいたるところに水没・冠水した車両が山のように置き去りにされている。普通のクルマはもちろんだが、特にハイブリッド車と電気自動車はむやみに触ったりエンジンを掛けないようメーカーや役所から注意喚起されている以上

 また、ホンダのホームページの「クルマが浸水・冠水してしまったら?」というページにも、

『ハイブリッドカーや電気自動車などの場合、感電する可能性があるので危険です。すぐに車両から離れて、Honda販売店に連絡してください』とある。

  

 念のため、電気自動車リーフを販売している日産と、ハイブリッド車のプリウス等を販売しているトヨタのお客様相談室にも電話で確認してみたところ下記のような返答となった。

 まず日産自動車お客さま相談室
「リーフには、漏電遮断システムがついているので、漏電や感電しづらい構造になっていますが、今回の水害のようなケースでは、他の物にぶつかったり接触し、バッテリーが破損している可能性も考えられるので触らないようにして、まずはお近くの日産販売店にご相談ください」とのこと。

  

 トヨタ お客様相談センター
「冠水したハイブリッド車は、何があるかわかりません。危ないので決して触らず、お近くの販売店か知識のある消防隊員の方などにご相談を。一般のお客様は、不用意に冠水したハイブリッド車両には近づかないでください」との回答でした。

  

 じつは筆者も9月13日に常総市でボランティア作業に加わった一人だが、現地であった消防隊員曰く、彼らは安全のために特別の感電防止研修などを受けているのだという。

 というわけで、被災地の皆さん、または関係者やボランティアなどで被災地で作業に携わっている方々は、くれぐれも冠水したハイブリッド車やEV車に不用意に近づかないよう、お気を付け下さい。

 最後に、今回の記録的大雨により水害で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧と復興をお祈りいたしております。

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