【緊急】火山列島 日本でのクルマの噴火対策はどうする!?

【緊急】火山列島 日本でのクルマの噴火対策はどうする!?

■かつて日産「火山灰仕様」トヨタ「鹿児島仕様」があった!

 台風の影響で茨城県常総市での大規模な水害に続いて自然災害が日本列島を襲う。9月14日には、熊本の阿蘇山が噴火したというニュースが入ってきた。この噴火では、噴煙は2000mまで達し、60km離れた福岡県筑後市でも火山灰の降灰が確認されたという。こんなときクルマに乗っている時はどうしたらいいのか。さらに火山灰がクルマに降った時の対策はあるのか。

ピエール北川さんTwitterより
写真:ピエール北川さんTwitterより

 阿蘇山の他にも、箱根、蔵王、浅間山、桜島、富士山(!?)など、噴火が懸念されている山は日本にはたくさんあるのは周知の事実だ。火山列島の日本では、どこに住んでいても噴火は他人事ではないといってもいい。

 では火山噴火に遭ったら,自動車に乗っている人はどうすればいいのだろうか。

日産のFBには次のように書かれていた。

・身の安全を確保し、立入禁止区域には進入しない

・不要不急の自動車の運転は避ける

・どうしても運転が必要な場合は、ヘッドライトを点灯し、ゆっくりと走行する

・ワイパーの使用は、フロントガラスを傷つける可能性が高いため、極力控える。使用する際は、水や布で灰を除去した後に作動させる

・火山灰を除去する際は、防塵マスクやゴーグルなどを身につける

 降灰が続いた場合、ブレーキ部品やエンジンルームなどの清掃が必要です。ディーラーや整備場での点検をおすすめします。(日産facebookより)噴煙

 火山灰には、「火山ガラス」や「鉱物結晶」といった、ボディやエンジンなどを傷つける非常に細かく固い成分が含まれている。さらに厄介なことに、火山灰は水に濡れると固まる性質もある……。しかも人間にも害を及ぼす要素が多く、眼球や呼吸器系などは要注意だ。

 というわけで、駐車中のクルマの場合は、ボディカバーをかけておくのがかなり有効。

 車体に積もった火山灰を落とすときは、できれば、コンプレッサーのエアで吹き飛ばすなどの処置が一番おすすめだ。次に高圧洗浄機や大量の水で火山灰を丁寧に洗い流して、拭き掃除は最後の最後、仕上げだけにしておいてほしい。先述した火山灰の細かなガラス繊維などでボディの塗装表面の損傷を最小限にするためだ。

  

 機能系では、エアフィルターやエアコンのフィルターはできれば交換したい。火山灰が各フィルターで濾されることがなくシリンダー内を傷つけたり、エアコンの吹き出し口から室内に侵入させないためにも実行したい。エンジンオイルとオイルフィルターも早めに交換するのが望ましい(2010年のアイスランドの火山噴火で、火山灰によるエンジントラブルを避けるために、多くの旅客機が運休したのは記憶に新しいところ)。

  

 ちなみに、新車購入時に「寒冷地仕様」のように「火山灰仕様」というメーカーオプションがあったのはご存じだろうか(トヨタでは、「鹿児島仕様」と呼ばれている)。

 標準仕様とは、外装メッキ・ステンレスモール類にクロームメッキ加工を施して防錆強化、ウォッシャータンクの大型化、ワイパーのサイズアップなどの装備が違っているという。

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http://history.nissan.co.jp/CEDRIC/Y31/9908/DATA/soubi.html

 上記はY31セドリックの主要装備一覧

 下の備考欄に、「全車に火山灰仕様車もメーカーオプションでご用意しています」とある。

 ただし、日産では、2004年1月に、この火山灰仕様を廃止。しかし、いままた需要が増えそうな「火山仕様」や「鹿児島仕様」など、メーカーオプションとして復活させてほしい。スクリーンショット 2015-09-15 10.59.03

 水害に続き、火山国である日本に住んでいるからにはいざというときのために、クルマの防災知識もメモしておこう。

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