[大雨対策]ハイドロプレーニング現象を知って雨の日も安心!

■タイヤのこまめなメンテナンスで大雨の対策ができる!?

 ハイドロプレーニング現象はご存知だろうか? 水がたまった路面に気がつかず、ある程度のスピードで突っ込むとクルマの制御が効かなくなり「ヒヤッ!」とするあの現象だ。雨の量やクルマのスピード、タイヤの溝など相対的な関係で起きるのだが、まずはメカニズムを知ることが第一。

ハイドロ

「ハイドロプレーニング:路面の水によってタイヤが浮き上がり、水の上を滑走する現象をいう。タイヤの摩擦係数が極端に低下するため、タイヤの制御はほとんどできなくなる」(三栄書房刊 大車林より)とある。アクアプレーニング現象は同義語。

 特に高速走行時に起きやすい事象で、路面に水がたまっているとき、タイヤは縦方向側の溝によって排水している。速度が上がりすぎていると、溝による排水が追いつかなくなり、ハイドロプレーニング現象が起こる。これによりタイヤが水の上に「乗った(浮いた)」状態になり、ハンドル操作がきかなくなる。

 ハイドロプレーニングを引き起こす主な要因。

➀水たまりの深さ(水たまりが深いほど危険)
➁クルマの速度(スピードが上がるほど危険)
➂タイヤの摩耗(タイヤの溝が減るほど危険)
➃タイヤの空気圧(適正空気圧より低いと危険)

 注意してほしいのは、上記のハイドロプレーニングが起きやすい四つの要因だ。➀と➁はたとえドライバーが気をつけていても受動的に起きてしまうことが多い。だが、➂と➃はドライバーが日頃からタイヤに気をつけていれば、大きくリスクを減らすことが出来るようになる。

 また、ハイドロプレーニング現象に遭遇した場合は、アクセルから足を離さない(アクセルを戻さない)。ハンドルは動かさずそのままに、ブレーキも踏まない、シフトダウンも禁物だ。じっとタイヤのグリップが回復するまで待つことが肝要だ。
最近では急な雨が多い日本だけに、ハイドロプレーニングになるメカニズムを理解し、対処する術まで覚えておくと、いざという時に役にあなたの立つはずだ。

ハイドロ

 たとえ急いでいても、心にブレーキをかけて雨の日はスピードを落として安全運転を!

画像ギャラリー