[フランクフルトショー]ビジョン グランツーリスモはどこまで行くのか?

[フランクフルトショー]ビジョン グランツーリスモはどこまで行くのか?

■ブガッティとヒュンダイから登場したビジョン グランツーリスモ

 2年に一度行われる世界最大のモーターショー、フランクフルトショー(国際モーターショー=IAA)でゲーム界の巨人が動いた。世界中の自動車メーカーやグローバルブランドが「グランツーリスモ」とそのファンに向けてここフランクフルトで二台のコンセプトカーを開発するプロジェクト「ビジョン グランツーリスモ」をポリフォニーデジタルの山内一典代表が発表した。

VisionGT01

このコラボレーション企画の第一弾を飾ったのがメルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ。この車両も今回のIAAに展示されていた。
このコラボレーション企画の第一弾を飾ったのがメルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ。この車両も今回のIAAに展示されていた。

 メルセデス・ベンツAMG、BMW、三菱自動車、フォルクスワーゲン、日産、アストンマーティン、トヨタ、スバル、シボレー、インフィニティ、マツダ、ミニ、アルピーヌ、レクサス、プジョー、SRT…、とこれまで数多くのメーカーがこれに参画。さまざまなモーターショーで、その姿を披露してきた。

 9月17日から一般公開が始まるフランクフルトモーターショー(通称:IAA)には、2台ものビジョン グランツーリスモが登場した。

BugattiVisionGT001その一台が、「ブガッティビジョングランツーリスモ」。ブガッティのブースに鎮座したその姿。フロントフェイスはブガッティ以外の何物でもない。ル・マン24 時間レースに対するオマージュが込められている。具体的には、ル・マン24時間レースに1937年、39年に参戦し見事これを制覇した「タイプ57タンク」のブルーのツートーン・カラーを再現。

 バーチャルマシンでありながら、最新のレーステクノロジーやエアロダイナミクスの解析に基づいて開発されている。W16エンジンを搭載し、4輪で駆動する。

  

HyundaiVisionGT001ヒュンダイブースに飾られていたのも、「ヒュンダイN 2025 ビジョングランツーリスモ」と名付けられた一台。こちらは「N」と名付けられたヒュンダイで新たに設けられたハイパフォーマンス・ブランドの名称である。

 この車両は、エンジン車ではなく、FCV(水素燃料電池車)。燃料電池スタックを2基搭載し、スーパー・キャパシターシステムも付け加え、トータル出力は650KW(884hp)。モーターはインホイールモーターを4基搭載。車両重量を972kgに押さえ、非常に高いパワーウェイトレシオを実現。

 ヒュンダイの新しいブランド「N」を体現する一台となっている。走行音は、エアタービン音、水素冷却システムのパージ音やインホイールモーターの高周波と、独特のサウンドが奏でられるという。

 この2台は、ともに「グランツーリスモ」シリーズに収録予定の車両となる。

ブガッティ公式ホームページ

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