[フランクフルトショー]テスラが7月に発表した進化版モデルSをお披露目
モデルS P90Dは0~60マイル2.8秒などスペックアップ版
ドイツ・フランクフルト市内で9月17日から開催されるフランクフルト・モーターショー(通称:IAA)。この世界最大のモーターショーにテスラモーターズも出展。そこで展示されたのは、この7月に発表された『進化したモデルS』であった。
ドイツ・フランクフルト市内で9月17日から開催されるフランクフルト・モーターショー(通称:IAA)。この世界最大のモーターショーにテスラモーターズも出展。そこで展示されたのは、この7月に発表された『進化したモデルS』であった。
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これまでバッテリー搭載量が最大のモデルといえば85(85kWh)であったが、さらに5kWアップとなり、一充電当たりの航続可能距離は約6%伸びるという。つまり最大約550km前後の航続距離が与えられることとなった。ちなみにモデルSはホイールベース間の床一面に18-650タイプのバッテリーが搭載されているのだが、今回の容量アップについては、既存モデルと同じスペースに収まっているという。
その性能もさらにアップしている。オプション設定のルディクリス・モード(Ludicrous Mode)を使用すれば、なんと0-60mile/h(時速約96km)加速が2.8秒である。そして最高速度は250km/hとなる。
ちなみにこの90kWhバッテリーパックは、85kWhモデルからのオプションでの追加選択ができるという。もちろん、これまで同様に8年間距離無制限のバッテリーとドライブユニットの保証が付いている。
今回は、6%のバッテリー容量アップとなっているが、今後、リチウムイオンバッテリーの進化等によって、毎年約5%ずつバッテリーの容量を増やしていくということも言われており、毎年20~30kmずつ航続距離が伸びるという計算になる。また、性能向上とともに廉価モデルも発表されているテスラ。今後も目が離せない。