[フランクフルトショー]ホンダプロジェクト2&4を詳細画像で分析!

ホンダプロジェクト2&4 powerd by RC213Vは想像以上にユニークな乗り物!

 2015年はホンダスポーツ復活の年となっている。1月にスーパースポーツ・NSXがデトロイトショーで発表、3月にはニュルFF最速タイムを掲げ、新型シビック・タイプRがジュネーブショーで発表、日本ではマイクロスポーツのS660が満を持して市場に投入された。どれもホンダらしく“やり切った”モデルとなっているが、フランクフルトショーでは、さらに既存の概念を超えるスポーツカーが発表された。

Project24_001Project24_025ホンダは2輪と4輪の両方をラインナップする数少ないメーカーの一つだ。「ホンダプロジェクト2&4 powerd by RC213V」は、2輪と4輪の良さをクロスオーバーさせた超ライトウェイトスポーツモデル。ちなみにホンダの4輪車に装着される「Hマーク」とホンダの2輪用「ウイングマーク」が一緒に装着されるのは、このモデルが初。まさにありそうでなかったスポーツカーの新ジャンル。ホンダが提唱する“枠にはまるな”を形にしたモデルと言える。

Project24_002デザインは世界のホンダの2/4輪のデザインスタジオに在籍する80名以上のデザイナーによる社内コンペ「グローバルデザインプロジェクト」の中から選ばれた物で、モチーフになったのは「葉巻型の60年代のF1マシン」である。ただ、フォーミュラマシンのようなセンターシートレイアウトでなく、ドライバーシートは普通のクルマと同じように左側にオフセットされている。右側は脱着可能なサイドカウルが装着されているが、これを取り外すと助手席も装着可能になっているようだ。ちなみにステアリングや計器類、ペダルなどはバイ・ワイヤー式になっているので、右ハンドル化も簡単に可能か!?

Project24_021パワートレインはネーミングにもあるように、Moto GPに参戦するRC213Vのロードバージョン「RC213V-S(何とお値段は2190万円!!)」に搭載されているV型4気筒(999cc、13000rpmで215psを発生)を移植。トランスミッションはこのクルマのために開発された専用の6速DCTが組み合わされる。

 車体はフォーミュラカーのような構造にも見えるが、2輪のようにフレームとカウルで構成されている。サスペンションはオーソドックスなダブルウィッシュボーン式。タイヤはポテンザRE-71Rを履いていたが、実際に走った(それもかなりハードに)跡も見受けられた。

 あくまでもコンセプトカーのようだが、こんなマシンでワンメイクレース(それも2輪と4輪のドライバーが一緒に)ができたら面白いと思うのだが、いかがだろう。

 (撮影:青山義明)
ホンダ公式ホームページ

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