[試乗一番乗り!]ニュルと一般道で新型シビック・タイプRを独占試乗! (1/2ページ)

[試乗一番乗り!]ニュルと一般道で新型シビック・タイプRを独占試乗!

シビック・タイプRはアウトバーンで最高速267km/h確認!!

 3月のジュネーブショーで世界初公開されたホンダの新型シビック・タイプR。すでに欧州ではスロバキアでメディア向けの試乗会も行われ、正式発売もスタートしている。日本にも間もなく導入と言われているが、一足お先に左ハンドルのドイツ仕様をテストすることができたので、その印象をお届けしよう。

シビックベースモデルは欧州向けのハッチバック(9代目)。ノーマルモデルで先代タイプRユーロを超えるボディ/サスペンション剛性を持っているのだが、タイプR用に更に材料置換や補強によって剛性を高めた専用品となっている。サスペンションは形式こそストラット/トーションビームだが、スプリング/ダンパーはもちろん、サブフレームやサスペンションアーム/ビームなど、足回りを構成するアイテムも全て専用品だ。

 フロントにはトルクステアを軽減させる「デュアルアクシスストラット」を採用、ダンパーはZFザックス製のCDC(コンテニュアス・ヴァイス・コントロール=電子制御ダンパー)を採用。タイヤは専用スペックのコンチネンタル・コンチスポーツコンタクト6(235/35R19)、ブレーキはフロントにブレンボ製対向キャリパー&大径(350mm)ブレーキローターが奢られている。

 パワートレインは2リッター直噴のVTECターボ「K20C」を搭載。310ps/400Nmと言うパフォーマンスはもちろん、ターボモデルとしては高回転型(レッドゾーン7000rpm)のエンジンである点にも注目。トランスミッションはトレンドの2ペダルMTではなくコンベンショナルな3ペダルの6速MTを採用している。

2リッター直噴のVTECターボ「K20C」を搭載。6速マニュアルだ
2リッター直噴のVTECターボ「K20C」を搭載。6速マニュアルだ

 エクステリアはコンセプトカーからボディ下部のエアロデバイス、フェンダー周りの造形、リアウイング周りなど専用品で武装。ややガンダムチックな印象を受けるが、これらのアイテムはダウンフォースを高めながらも空気抵抗を減らすことを、CFDなどの空力解析や風洞実験はもちろん、鷹栖テストコースやニュルブルクリンクなどの実走テストで煮詰められたデザインで、最高速270km/hを実現しながらも異次元のコーナリングスピードを両立させる機能部品である。

 またインパネには「+Rモード」ボタンが用意されており、エンジンのトルクマッピングやパワステ制御、ダンパー減衰力などが、“サーキットベスト”の仕様に変更される。インテリアは欧州シビックを踏襲しているが、ブラック&レッドのコーディネイトで、専用ステアリング/メーター/シートなどを採用。シフトレバーはNSX-Rと同形状の球形だ。メーターはサブディスプレイにブースト計やストットル開度、Gセンサーやタイム計測機能も表示可能。シートは専用開発バケットシートで、センタータンクレイアウトながらも、低いシートポジションを実現する。

画像ギャラリー