マツダがディーゼル排ガス適合をあらためて宣言!

マツダがディーゼル排ガス適合をあらためて宣言!

■世界を震撼させたVWディーゼル排ガス不正事件

 フォルクスワーゲン(以下VW)のディーゼルエンジン車排気ガス不正事件は、世の中のディーゼル車に大きな波紋を及ぼしている。
端的に言ってしまえば、他のメーカーも同様な不正ソフトを使用したコンピュータを搭載して、通常走行では規制値を超える排気ガスを出しているのではないかと疑惑を掛けられているのだ。

 そんな時期にメルセデス・ベンツはCクラスにディーゼルエンジン搭載車を9月28日に日本国内に追加投入。
その発表会で、上野金太郎社長が「メルセデス・ベンツのディーゼルエンジンは、排ガス規制をクリアしています。今後もディーゼル車のラインアップを拡大する予定」とコメントしている。

 わざわざ排ガス規制をクリアしていることをコメントするというのは異例のこと。やはりVWが全世界の自動車業界に与えたショックは大きいと言わざる得ないだろう。

マツダの乗用車用ディーゼルエンジンはSKYACTIV-Dは、1.5リットルと2.2リットルをラインアップ
マツダの乗用車用ディーゼルエンジンはSKYACTIV-Dは、1.5リットルと2.2リットルをラインアップ

 それを象徴するのが、マツダが9月29日(火曜日)に公開したリリースだ。

「マツダは、法令遵守の精神に基づき、全てのガソリンおよびディーゼルエンジンを、各国の規制に厳格に適合させており、違法なソフトウェア、ディフィートデバイス(無効化機能)は一切使用しておりません。
お客様におかれましては、今後も安心してお乗りください。

 マツダは、「走る歓び」を追求しながら、燃費向上/CO2低減と、排出ガスを可能な限りクリーンにする事を責務としております。それは過去においても将来においても変わらぬ課題と捉えており、内燃機関の基本機能である“理想の燃焼”の追求を含む技術開発を続けてまいります。

 また、各国当局が検討を進めている、実走行をベースとした排出ガスの新しい認証試験方法であるWLTC(Worldwide harmonized Light-duty Test Cycles)やRDE(Real Driving Emissions)などについても、連携した対応を進めていきます。」
と排ガス規制に不正行為をしてないことをマツダは高らかに表明しているのだ。

 ディーゼルエンジン搭載車の販売が好調なマツダとしては、ここでいらぬ疑いをかけられたくないのは当然のこと。低燃費でエコエンジンとしても期待され、日本でも復権を遂げたディーゼルエンジンを大切にしたいというマツダの想いもひしひしと伝わってくる。

 世界を震撼させたVWディーゼル排ガス不正問題。
マツダやBMW、メルセデス・ベンツのように、メーカーがわざわざ排ガス疑惑に対する潔白を発表することがいつまで行われるのだろうか?
フォルクスワーゲンが早期に問題解決させることを期待したい。

 マツダ・ディーゼルエンジン搭載車

<マツダ公式ホームページ>

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