第44回東京モーターショー開幕が近づいて来た。日本のモータリゼーションのポジショニングを計り知るいい機会だ。注目を集める魅力的なワールドプレミアをはじめ、グローバルブランドカーの真のエンタメ力が試されるとも言える。
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前回の2013年は国内メーカー14社/15ブランド、海外メーカーでは18社/20ブランドが出展。今回国内メーカーの出展は横並びだが、海外メーカーが27ブランド出展とパワーアップ。ここ数年の輸入車の好調さがそのまま影響しているようだ。
その東京モーターショーだが、そもそも第1回開催がいつか、開幕を前にちょっとした小ネタを。
じつは第1回東京モーターショーは1954年に開催された。名称も「全日本自動車ショウ」。
日比谷公園が会場だった 会場は東京都千代田区・日比谷公園だった。今年度会場の東京ビッグサイトは2011年から。それ以前は20年間に渡り千葉県の幕張メッセでの開催だった。だからだろうか、2011年の開催時には「モーターショーが東京に帰って来た」など妙なキャッチフレーズが賑やかした。
ちなみに、会場名の過去リストに後楽園競輪場インフィールドが記されているというのはトリビア。1958年のことだ。もちろんドームではないが、上から見下ろす感じだったのだろうか。残念ながらこの年度だけで終わった。一度興味本位でバックスタンド最上段から見下ろしてみたい気もする。