[第44回東モ情報53]スバル「ヴィジヴ・フューチャー・コンセプト」新世代4WDシステムの提案

ダウンサイジングターボ+モーターのハイブリッド
後輪はモーターで駆動する次世代4WDシステム

 スバルの中期経営ビジョン「際立とう2020」の中で「スバルブランドを磨く取り組み」を具現化したのが「ヴィジヴ・フューチャー・コンセプト」だ。T7GI5673

  

 ここ数年のスバルは、XV/フォレスター/アウトバックのクロスオーバーSUVシリーズの販売はどれも好調、WRX S4も輸入車からの乗り換えが多いなど、明るい話題ばかりである。
日本車メーカーの中では台数や規模は小さいが、「ブランドバリュー」や「利益率」ではトップクラスとなっているスバルだが、今後もその手綱を緩めることはない。それがスバルの中期経営ビジョン「際立とう2020」である。
その一環として「スバルブランドを磨く取り組み」を発表しているが、それを代表するのがこのモデル「ヴィジヴ・フューチャー・コンセプト」といわけだ。T7GI5764

 エクステリアはこれまでの乗用車派生ではなく、純クロスオーバーSUVとしてのデザインを採用。従来のスバル車よりもダイナミックな印象だ。
インテリアはシンメトリカルAWDを表現する左右対称レイアウトのインパネが特徴で、操作系はセンターに集中。コーディネイトはブラック&ベージュにオレンジのワンポイントが加えられ、スポーティでカジュアルな印象だ。

 パワートレインは次世代用に最適化された「ダウンサイジングターボ」とXVハイブリッドで導入したシステムを全面進化させた「次世代ハイブリッド」との組み合わせ。シャーシは「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」を採用。パッケージも従来モデルよりも大きく変わっている。

 スバル得意のAWDシステムも次世代バージョンで、シングルモーターをリアアクスル上に配置する。つまり、前輪はエンジンとモーター、後輪はモーターで駆動するため、プロペラシャフトレスを実現させた「シンメトリカルモーターAWD」が実現するわけだ。純粋なコンセプトだが、随所に北米に導入予定の新SUVのヒントが隠されているような気がする。

スバル公式ホームページ

画像ギャラリー