[第44回東モ情報111]大河原邦男デザインのガンダム系超小型モビリティ「エクスマキナ」発進!?
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「eXmachina」は「乗れるロボット」として進化中
機動戦士ガンダムのメカニックデザイナーとして著名な大河原邦男さんが、そのデザインを担当する超小型モビリティ「eXmachina」が2回目の東京モーターショー出展を果たしている。
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このeXmachinaは、新潟県柏崎市に本拠を持つエクスマキナが企画・製作をしている。エクスマキナが考えるこの新しい乗り物は、他の超小型モビリティのように車両だけ作ってそれがどう社会に適合するか、ということだけで終わっていないところも特徴のひとつだ。
なんと、eXmachina単体でなく「マキナカフェ」というeXmachinaの基地的な店舗とパッケージさせるというのだ。カフェを地域の企業が中心となって運営する。そしてそこがeXmachinaの拠点となるのだ。エクスマキナの親会社フォー・リンク・システムズと地域企業が運営母体となったフランチャイズでの展開をしながら、事業を行なうというものだ。今回のモーターショーのブースもその店舗をイメージしたものとなっている。
2012年の6月にガイドラインが発表された国土交通省の超小型モビリティ認定制度。これに対応した車両区分への参入を目論み、自動車メーカー以外の数多くの企業が注目し、また自動車メーカー各社は各地で実証実験を展開してきた。この超小型モビリティは実際にいくつかの実証実験が行なわれていたが、2年ほど前と比べると、その熱も冷めたような印象を受ける。
しかし、エクスマキナの商品企画部デザイン課・シニアデザイナーの坂田秀夫さんは、「あくまでも、この超小型モビリティにターゲットを定めておりブレることはない」としている。新しい移動のスタイルを提案するとして、実際にこのフォーマットの実証実験が近々展開できるとしている。