「ワールドカー・デザインオブザイヤー2015」を受賞した注目の「C4カクタス」が、いよいよ日本に初お目見え。フェイスもドアも他に比類のない独創的なデザインで、これはぜひとも実車で確認しておきたい。

ボディサイズは全長4160×全幅1730×全高1480mmで意外にコンパクトだ。
ユニークなのは、ポリウレタン素材の樹脂パネル=「エアバンプ」。バンパーのコーナーとボディサイドに取り付けられていて、デザイン的なアクセントだけでなく、傷つき防止にも役立っている。指で押してみると、グニュッとわずかに沈む弾力がある。
会場では、直接触れてみることができるので、独特の感触を確認してみよう。
エンジンは、1.2L直3PureTechエンジンで、日本仕様は6速AT。
パワーは82psとちょっとさみしいが、軽量ボディ技術の「TECHNOLOGIE(先端技術)」を実用化し、車重はわずか975kgに収まっている!
一方、室内のテーマは“旅すること”で、「SMILE(笑顔)」と「WELL-BEING(幸福感)」を表現している。
その他、ルーフキャリアもかなりおしゃれで、乗る人も見る人も楽しくなるようなクルマで、同社が1968年から1988年まで20年間発売していた往年のメアリを彷彿とさせる。
国内導入は2017年とちょっと先となる見通しで、価格もいまだ決まっていないとのことだ。いずれにせよ日本導入が勝ち通しい一台だ。
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