[第44回東モ情報100]英国老舗ブランドが威厳と格式に最新技術をプラス

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ジャガーとランドローバーがスペシャルなSUVモデル2台を日本初公開

 ジャガーとランドローバー、このふたつのブランドにとって今年は節目の1年だった。
ジャガー80周年、レンジローバー45周年。英国車らしさを備えたこのふつたつのブランドを擁する「ジャガー・ランドローバー」ブースには、両ブランドのイメージの新たなけん引役ともいえるニューモデルが日本初お披露目された。

レンジローバー・スポーツSVRと最高経営責任者ラルフ・スペッツ博士
レンジローバー・スポーツSVRと最高経営責任者ラルフ・スペッツ博士

 まずアンヴェールとなったのは「レンジローバー・スポーツSVR」。これはレンジローバー史上最速・最強の5リッターV8+スーパーチャージャー搭載モデル。次いで「ジャガーF-PACE」。日本での販売を前提としたこの2台をお披露目するのにはジャガー・ランドローバーの地位確立に狙いがあったようだ。

ジャガーF-PACE
ジャガーF-PACE

 プレスカンファレンスでは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン代表が、両ブランドにとって日本は重要なマーケットであることを述べ、続いてジャガー・ランドローバーの最高経営責任者ラルフ・スペッツ博士が登壇。そしてニューモデルが姿を見せるという流れ。
そこに大きなサプライズがあったわけではない。唯一無二といっていい英国生まれならではのジャガー&ランドローバーをアピールすることに終始した。

 伝統と格式のある佇まい、クラフトマンシップあふれるインテリアといったフレーズはお約束だが、それ以上に、ライバル視される欧州車に対して先進技術やパフォーマンスで一歩も劣っていないことや、個性や独自性のあるプレミアムブランドとしての優位性を強調していたように思う。それをイメージづけるのに、最新の素材や技術を惜しみなく投入したジャパンプレミアされた2台はうってつけだったのだろう。

 今回ランドローバーエリアにはレンジローバー3台とディスカバリースポーツ1台が展示された。目玉はもちろんレンジローバー・スポーツSVRだったが、人気モデルのイヴォークにオープンモデル追加予定があることや、ディスカバリー導入も検討していることが発表され、ランドローバーブランド固めが進んでいることを感じさせた。

左からジャガー・ランドローバー・ジャパンの広報部・若林敬市さん、マグナス・ハンソン代表、ラルフ・スペッツ博士
左からジャガー・ランドローバー・ジャパンの広報部・若林敬市さん、マグナス・ハンソン代表、ラルフ・スペッツ博士

 極め付きはジャガーF-PACEの日本導入だ。2013年のフランクフルトモーターショーでデビューしたコンセプトカーC-X17を具現化したF-PACEは、そのスタイルはもちろん、ボディの80%にアルミニウムを使用した軽量モノコック構造を採用。F-TYPE由来のテクノロジーを投入し、スポーツカーに匹敵するパフォーマンスも秘める。
最新のインフォテイメントシステムや安全装備も充実させ、死角のないプレミアムSUVとしている。
先行受注モデル「ファースト・エディション」は世界限定2000台で、うち50台が日本に導入されることになった(11月2日から)。

 ジャガーブランドも今年はXF、XE、そしてF-PACE発表と攻めの年だった。ドイツ車とは一線を画す魅力を今後も発信していくのだろう。
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ランドローバー公式ホームページ

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