[第44回東モ情報97]レクサスがハイブリッドの次に目指すFCV(燃料電池)戦略

[第44回東モ情報97]レクサスがハイブリッドの次に目指すFCV(燃料電池)戦略

「来るべき水素社会を見据えた準備が始まった」と福市プレジデント

 第44回東京モーターショーにて、レクサスはコンセプトカーLF-FCを世界に先駆けて初公開した。レクサスインターナショナル福市得雄プレジデントは「レクサスの商品開発は、レクサスらしいデザイン、エモーショナルな走り、そして先進の環境・安全技術、これら3本柱がベースになっています」とプレゼンテーションした。

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 LF-FCは、トヨタがミライですでに実用化、市販に成功している燃料電池を搭載したEV(電気自動車)。メインは後輪駆動だが、フロントにもインホイールモーターを搭載している。これは『エモーショナルな走り』を実現するためのトルクベクタリングとしての役割を担うのだろう。

D20_7717 世界で販売中のレクサスは12モデル。2モデルはハイブリッド専用、7モデルにハイブリッドの設定がある。そして全世界のレクサスの内、約3割りがハイブリッドだという。
「レクサスは、高級車市場のなかでもエコカーのイメージが強いブランドなのです。そのレクサスが、究極のエコカーといわれる燃料電池車(FCV)を今回発表したことは、来るべき水素社会を見据えた準備が始まった、ということです」と語る福市プレジデント。

 レクサスは日本市場へ導入されて今年で10周年となる。この期間で日本市場において高級車ブランドとしての地位を十分に築き上げた。そうした客層は、他に類をみない技術を積極的に受け入れることは想像に難くない。「来るべき水素社会を見据えた準備が始まった、ということです」とも福市プレジデントは語っている。トヨタやホンダが積極的に推進する水素社会の発展に、レクサスがひと役買うことになりそうだ。

レクサス公式ホームページ

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