トヨタ2000GTの京商製1000台限定ミニカー3万2000円の中身

いつまでも眺めていたくなる前期型プロポーションにうっとり
本格ラジオコントロールモデルやミニカーなどホビー製品の製造・販売を行う京商。新シリーズsamuraiから世界初となる1/12スケールの超精密なトヨタ2000GTを2015年11月18日に発売する。
本格ラジオコントロールモデルやミニカーなどホビー製品の製造・販売を行う京商。新シリーズsamuraiから世界初となる1/12スケールの超精密なトヨタ2000GTを2015年11月18日に発売する。
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2011年にディアゴスティーニから、1/10サイズの「週刊2000GT」が発売されていたのをご存知の方も多いと思う。毎週部品となったパーツを余すことなく買って、すべてのパーツを組み立てて完成させるという仕組みで、自分で組み立てる楽しさもある反面、毎週買わなければならないという手間もあった。しかも、完成させるまで全号を購入すると、部品総額が12万円にもなってしまったという。
それに比べると、今回リリースされた1/12スケールの2000GTは、3万2000円+税と比較的リーズナブルな価格設定で買えるから、ファンには嬉しいリリースとなる。
京商の“samuraiシリーズ”は、ものづくりを行ってきた“日本の名車”をテーマに、まるで「実車のようだ」ではなく、その製品を目の当たりにした誰もが「実車と錯覚した」という感覚にさせるミニカーシリーズだ。そのため、この手のモデルに多かったダイキャスト(鋳物金型製法)素材ではなく、レジンという樹脂素材として成型の精度を上げている。他にもsamuraiシリーズは、日産スカイライン・ハイブリットやトヨタ・ベルファイヤ、センチュリー、ピンククラウンなどをラインアップしている。
京商は「今回はモデル化するのに極めて難しいとされる、フロントフェンダーからフードへの流麗な曲線を見事に再現しています。さらに砲弾型のフェンダーミラー、七宝焼のエンブレム、メッキなどの加飾は輝度にまでこだわり、まるで実車そのまま。室内へと目を向ければ、インパネの木目や計器類の細かな表記に至 るまで息を呑む仕上がりとなっています」という。またエンジンフードやドアなどの開閉はしないので、チリも合い実車並みのプロポーションが得られたということだ。敢えてエンジンの再現などは止めて、精度の高い再現性を徹底的に高めたという。
カラーバリエーションはソーラーレッドと呼ばれる赤が300台と、ペガサスホワイトと呼ばれた白が700台の限定2色となっているので、早めの購入をお勧めする。