クルマの冬支度はお済みですか?

クルマの冬支度はお済みですか?

降雪地域でなくてもエンジンオイルやバッテリーを再確認しよう

 11月も半ばを過ぎ、冬目前といった雰囲気になってきた。朝晩の冷え込みにコートやダウンを出してきたという人も多いのでは? もちろん、クルマにも冬支度は必要だ。

【関連記事】クルマの暖房を早く効かせるクーラント

雪と86

 降雪地域においては、スタッドレスタイヤへの交換も進んでいることだろうし、全体をゴムカバーで覆った雪用ワイパーに替え始めている人も多いはず。また、寒冷地のサービスステーションでは冬季用に凍結しづらい軽油を提供するようになりはじめた。

ワイパー

 さすがに、冬場のエンジン始動性を確保するためにスパークプラグの番手を下げたり、キャブのセッティングを変えたりするようなクルマは、ほとんど見かけなくなっているだろうが、現代のクルマは電子制御によってカバーしているだけで、氷点下になるような季節はクルマという機械にとって厳しい環境なのは、昔も今も変わらない。

 ディーゼルエンジン用の軽油が凍結防止のために地域や季節で種類を変えていることは前述のとおりだが、ほかにも氷点下を考えると、凍結防止対策をしておくべき油脂類は少なくない。まずは、ウインドウォッシャー液やラジエタークーラントは濃度を高めておく(もちろん、規定の範囲内で)ことは凍結防止に効果的だ。

 またエンジンオイルも冬場の朝の始動性を考慮すると、やわらかめのグレードを選びたい。もちろん、基本はメーカー指定の粘度だが、スポーツカーなどで硬めのオイルを選んでいるようなユーザーは、季節に合わせて粘度を変えてみるといいだろう。ちなみに、一般的なマルチグレード・エンジンオイルでは「W」の前にある数字が小さい(0W-20や5W-30など)ほど低温始動性に有利とされている。WT1_1625

 そうした冬場の早朝にエンジンを始動するようなシーンでは、フロントウインドウの凍結というのも悩みのタネ。ウインド部分だけを覆うタイプのフロント凍結防止カバーといった商品も手頃な価格で売られているので、そうしたアイテムを用意しておくといい。

 なにより気をつけたいのはバッテリーのコンディションだ。急な寒さでバッテリーが弱ってエンジンが掛からなくなるなんてことも起きやすい季節。電圧や電解液の比重などをチェックし、必要であれば新品への交換も視野に入れて、メンテナンスしておきたい。IMG_3672

 とにかく、冬場の早朝にエンジンが掛からない、ウインドが凍ってすぐに出かけられないというのは大きなストレス。そうしたトラブルを未然に防ぐのは、周到な冬支度にかかっているのだ。

  

画像ギャラリー