フィアット124スパイダーがLAショーで27年振りに復活!

フィアット124スパイダーがLAショーで27年振りに復活!

ロードスターベースの124スパイダーが世界初公開

 マツダがロードスターをベースとしたモデルをフィアット(FCA)に供給するという契約が公にされたのは2013年1月のことだったが、ついにロードスターの兄弟車といえるフィアットモデルがLAオートショーで公開された。

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 当初はアルファロメオ・ブランドと言われていたが、途中からのウワサ通り、そのモデルとは「フィアット124スパイダー」。1966年から1982年まで生産されていた伝説的モデルの名前が復活したというわけだ。当時もメインマーケットは北米だったというが、新型モデルがLAオートショーで初公開されたというのも、やはり北米をターゲットとしていることの表れだろう。

 その初代フィアット124スパイダーは、1.4リッターエンジンを積むFRオープンだったが、新しいモデルも、同様に1.4リッターエンジンを積む。ただし、今度のエンジンはターボで過給された「マルチエア1.4」。つまりマツダ・ロードスターとは異なるフィアット独自のパワーソースとなっている。その最高出力は160馬力、最大トルクは184 lb.-ft(約250Nm)となる。これは、マツダ・ロードスター(日本仕様)の131馬力、150Nmを大きく上回るだけでなく、2.0リッターエンジンを積む北米仕様の155馬力、148 lb-ft(約200Nm)も越える“最強”スペックだ。トランスミッションは6速MTと6速ATを用意する。

 エクステリアは、ひと目で初代124スパイダーのヘリテージモデルであることを感じさせるハニカムグリルのフロントマスクが印象的で、エンジンフードも完全に異なる意匠となっている。一方、テールエンドは燈火類の変更程度にとどまっているように見えるが、トランクスペースの拡大などを考慮した別物。馬力だけでなく実用性アップもフィアット124スパイダーのアピールポイントだ。

 インテリアは、マツダ・ロードスターとの兄弟車であることを隠さないもので、ステアリングホイール中央の「FIAT」エンブレムを除くと、ほぼロードスターと同様。写真はAT車のコクピットだが、シフト周りの様子は完全に一致だ。そしてマツダコネクトも装備されているのが確認できるが、これは「フィアットコネクト7.0」という名前になっている。

  

 設定されるグレードは、16インチタイヤの「CLASSICA」と、17インチタイヤや「フィアットコネクト7.0」を搭載する「LUSSO」の2つ。ボディカラーは、レッドクリア、ホワイトクリア、ブラックメタリック、グレーメタリック、ダークグレーメタリック、ブロンズメタリック、クリスタルホワイトパール(LUSSOのみ)の7色で、ロードスターの色味とは大きく変わっていないようだ。

 デビュー記念モデルとして設定される「PRIMA EDIZIONE」は、専用のダイナミックブルーマイカのボディカラーを採用。いかにも海辺が似合うボディカラー、そして世界初公開の場にLAオートショーを選んだことからも明らかだが、西海岸での人気を目論んでいるようだ。

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