[好評:痛快F1コラム]私はガイジンになって、心底「エフワン」を楽しみたい(涙) (1/3ページ)

[好評:痛快F1コラム]私はガイジンになって、心底「エフワン」を楽しみたい(涙)

英独伊にフィンランドとどこでもオッケーなんだけど…、チェッ!

SNE16245
2015年の最終戦を勝利で終えたニコ・ロズベルグ。終盤の強さが一年を通じて持てたら、チャンピオンに手が届いていたかも。というタラレバも、ドイツ人だったら熱い思いで応援できただろうなぁ。チェッ!

 あああぁー、俺、ガイジンになりてぇなぁ……。今年のF1最終戦、アブダビGPをテレビで眺めながら、そう思った。理由は簡単、昔ほど面白くないとか、音がショボイとか、イロイロ言われている今のF1だけど、自分が日本人じゃなければ、あるいは「かつてのホンダファン」じゃなければ、このアブダビのレースだって「結構面白いじゃん!」なんて言いながら、テレビの前で見ていたんじゃないかと思ったからだ。

 もし俺がドイツ人だったら、宿敵のハミルトンを最後まで寄せ付けず、完璧なレース運びで6勝目(終盤3連勝)を挙げた、ニコ・ロズベルグの走りに、「あー、ニコ、シーズン初めからこのくらいイケてたらなぁ……、でも、この勢いで来年はハミルトンを倒せんじゃね?」とワクワクしたり、あるいは予選でQ1落ちの大失敗を演じながら、最後は4位まで挽回したヴェッテルの追い上げに「さすがヴェッテルだわぁ」と感心したりできたよなぁ。

 もし俺がイギリス人だったら、「うーん、ハミルトン、いまひとつキレがないなぁ……。チャンピオン決めてから、少しモチベーションが下がったかなぁ?」とか、少し心配しながらも、レース終盤まで「なんとかロズベルグに追いつかないか、と、ピットストップのタイミングやラップタイムの変動に一喜一憂しながら、観てたんだろうなぁ。

GP ABU DHABI F1/2015
こちらもようやく復活の兆しを見せたフィンランド人のライコネン。イタリア人なら速さを増してきたふぇらーりを応援できるだろうしね。ベッテルだって、一番後から追い上げて4位まで上がったことを考えれば、ドイツ人は興奮しただろうしね、チェッ!

 もし俺がフィンランド人なら、ウォッカでもグビグビ飲みながら「うんうん、ライコネンもようやく復活してきたし、若手のボッタスは伸び盛りだし、ベテランと若手、ふたりのフィンランド人がコース上でバリバリやり合うのは、ちょっとハラハラするけど、最高だよなぁ……と、気持ちよく酔っ払っていただろう。

 俺がイタリア人なら来季のフェラーリがメルセデスにどこまで追いつけるかを考えながら、オランダ人なら、少年・フェルスタッペンの成長に、スペイン人ならアロンソの今季にガッカリしつつも、サインツJr.への期待で、オーストラリア人なら、とりあえず、レッドブルの活動継続にホッとしながら……と、アブダビのコース上で繰り広げられた、ひとつひとつのアクションに手に汗握ったり、今シーズンを振り返っての感慨にふけったり、また、来季への期待を膨らませたりと、あの最終戦を楽しめたんじゃないだろうか?

画像ギャラリー