[分析]日本カー・オブ・ザ・イヤー60名の全選考理由と全配点 (1/3ページ)

[分析]日本カー・オブ・ザ・イヤー60名の全選考理由と全配点

ロードスター24名、S660に23名が満点、明暗を分けた0点票!?

12月7日、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が開催した「2015−2016日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、4代目マツダ・ロードスターが受賞した。日本カー・オブ・ザ・イヤーは実行委員会から選出された選考委員60名が、予め10ベストカーに選ばれた10台のクルマから最高点数を獲得したクルマが大賞となる。

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 今回は下馬評で、「マツダ・ロードスターとホンダS660のガチンコ勝負!」と言われていたが、最終的に票のふたを開けてみると総得点1500点中(1人25点を5台に分配、ただし1位に10点を配点)のうちロードスターが441点、S660が401点となっており、ある選考委員は「思った以上に点差が開いた」と印象を語っていた。

 各選考委員の配点を見てみると、ロードスターに満点となる10点をはしたのは全60人中24名に対して、S600は23名とその差は満点票だけでは10点。一方、ロードスターを0点とした選考委員がいないのに対して、S660は2名が0点としている。またS660に10点を配した人のロードスターへの配点は概ね5点以上の配点が多いのに対して、ロードスターに10点を入れた選考委員のS660評価は5点以下の低い点数が目立った。しかも先述したS660へ0点だった2名は、ロードスターには10点となっていることからも、ロードスターが大賞に輝いたのは「全選考委員からまんべんなく手堅く票を集めた結果」だといえそうだ。_D3A1386

 またインポート・カー・オブ・ザ・イヤーは、BMW2シリーズとジャガーXE、それにフィアット500Xの三つ巴かと思われたが、結果的にはBMWとジャガーという2社の闘いとなった。
本命のロードスターとS660の闘いが必至と思われていただけに、インポーターはどれだけ細かい票を集めるかが勝敗に大きく左右すると見られていた。それだけに0点票はなるべく避けたいところだが、BMW2シリーズが14名に対して、ジャガーXEへは16名が0点となった。しかしBMWへは2名の選考委員が満点となる10点票を与えているのに対して、ジャガーXEは9点を一名が配しているに留まった。この結果、BMW2シリーズは177点を獲得、ジャガーXEは149点と28点差というかたちに現れたのではないかと考えられる。_D3A1436

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