80年変わらぬ「マックツールズ」販売カーのスゴワザ展示方法

80年変わらぬ「マックツールズ」販売カーのスゴワザ展示方法

天井一面と側壁に工具がずらりと並ぶ圧巻の車内風景

 ホームセンターなどで、ついつい足が止まってしまうのが「工具売り場」。とくに使用目的はないのだが「これってどうやって使うのだろう?」など想像しているだけでも楽しい、という男性は世の中にたくさんいるはずだ。そのような人たちにとって、11月末に静岡県の富士スピードウェイで行われたニスモフェスティバルにブース出展していたプロ向けの工具メーカー「マックツールズ(MAC TOOLS)」の販売カー(MACバン)のは、まさに玉手箱といえる一台といえるだろう。D20_8484

 工具が収納されているMACバンの荷台部分を見るまでは、工具が入った箱が整然と積まれているのだと想像していた。ところが、実際は写真のようにラック以外の壁面と天井にペンチやニッパ、ドライバーなどが所狭しと並べられている。
しかも、その固定方法はいたってシンプル。パンチングボードの穴に規則的に伸縮性のある太めのゴム紐が規則正しく付けられ、そこに工具を通しているだけなのだ。

MACバンの中は、天井まで使った3次元展示スペース。高効率な見せ方だ
MACバンの中は、天井まで使った3次元展示スペース。高効率な見せ方だ

「1930年代の創業当時から、このような展示方法をしています。搭載する内容や数量はおおよそ決められているため、日本ではハイエースなどの大きめのワンボックスカーが使用されています。どのMACバンも同じような展示方法するように決めています」とマックツールズの担当者は語る。

 同じ種類の工具でもカタチや大きさがずらりと並んでいるMACバンの中は、見ているだけでもじつに楽しい。ニスモフェスティバルでマックツールズ・ブース前を通りがかった日産自動車の開発ドライバーであり現代の名工の加藤博義さんは「このバンの中に入ったら、出てこられないよ」と言わしめるほど。

D20_8487ちなみに、マックツールズは日本ではホームセンターなどでは販売せず、「MACバン」と呼ばれる販売車(販売代理店)が修理工場などを回っている(オンラインショップ「六輪生活」もある)。プロ向けの工具ではあるが、新潟県/千葉県/静岡県(2店)/愛知県(2店)/和歌山県/京都府/山口県には専門店もある。もし、専門店が遠くて行けない場合、個人宅にもMACバンを派遣してもらえるそうだ。

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