4代目トヨタ・プリウスが発売!初の4WDモデルを設定 (1/2ページ)

4代目トヨタ・プリウスが発売!初の4WDモデルを設定

4WDモデルになっても燃費は34.0km/L!

 4代目となる新型プリウスが12月9日発表・発売された。つねに時代の“先駆け”であるプリウス。新型でも見事にその責務を果たして見せた。歴代より実現してきた環境性能はさらに磨かれ、JC08モード燃費40.8km/Lと大台に乗せた。1.8リッターのエンジンはベースこそ先代と同じだが、最大熱効率40%実現。モーターやトランスアクスル、パワーコントロールユニット、駆動用バッテリーといったシステム全体で小型・軽量化し、さらに約20%の低損失化を図るという努力があって世界トップレベルの低燃費が達成できたのだ。

A プレミアム “ツーリングセレクション” (エモーショナルレッド)
A プレミアム“ツーリングセレクション”(エモーショナルレッド)

 40.8km/Lを達成したのは軽量なEグレード1グレードのみで、それ以外のグレードは37.2km/Lに留まる。とはいえ先代の32.6km/Lを大きく上まわっているし、なんと新型では「E-Four」、プリウス初の4WDモデルが設定された。そして4WDでも燃費は34.0km/Lというのだからお見事。このE-Four、電気式4WDで加速時や雪道などの滑りやすい路面でスムーズに4WDへと切り替わる。これまで敬遠されてきた積雪の多い地方でもプリウスは活躍することになるだろう。

A プレミアム “ツーリングセレクション” (エモーショナルレッド)
A プレミアム“ツーリングセレクション”(エモーショナルレッド)

 燃費が向上して4WDも選べることで、プリウスの行動半径は格段に広がったはず。新型の特徴はそれだけに留まらず、トヨタの「もっといいクルマづくり」に向けた構造改革、TNGA(Toyota New Global Architecture)第1号車でもある。TNGAとはトヨタの言葉を借りれば「デザインも安全性も走りのよさも。クルマのすべてを変えた、未来の骨格」となる。TNGAは開発から生産にいたるまで、さまざまなところで改革を行なう総称のようなもの。たとえば、低重心パッケージ、高剛性・高強度ボディ、最新の溶接技術レーザースクリューウェルディングなどもTNGAの一部だ。これによって、座って、走って、止まって、すべてで従来とは違うフィーリングが体感できるのだ。

 実際に先代と新型を乗り比べてみると、いかに今回のモデルチェンジが大掛かりなものかがわかる。これまで燃費ばかりにスポットが当たっていたプリウスだが、今度は走りの善し悪しで語られるクルマに変貌を遂げたのだ。事前の予約で6万台に達しているというから、今から注文すると数カ月待ちは覚悟したほうがよさそうだ。(CARトップ編集部:名取則隆)

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