新型シビックタイプRは市街地でも十分スポーツカーで快適! (1/2ページ)

新型シビックタイプRは市街地でも十分スポーツカーで快適!

街乗り快適性が大幅アップは減衰力オート可変ダンパーのおかげ

 日本国内向けには750台限定で売りだされたホンダ・シビックタイプR。商談権利を得るためのWEB抽選には10倍を超える応募があったという。ならば、追加販売の可能性を期待したくなるが、ホンダの広報部に確認すれば、今回の750台ぽっきりで、追加の予定も可能性もないのだという。あまり喧伝されていないが、今度のシビックタイプR(5ドア)は、世界全体で8500台を上限とした予定であり、海外ではカタログモデルというわけではなく、いずれにしても上限に達した段階でソールドアウトになるだという。

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 そうした、ある意味で貴重なシビックタイプR(ちなみに型式は「FK2」という)に乗ることができた。といっても、都内近郊の一般道を100kmほど走らせたのみ。せめてもと思い、東名高速道路に乗ったが、それも横浜青葉インターから川崎インターまでの一区間だけだった。こうした移動的なドライブは、これまでのタイプRであれば、ある種の苦行、修行にもなりかねない。なにしろサーキットベストを目指すというタイプRの特性から、一般道での乗り心地はけっして快適とはいえないものだったからだ。T7GI1245

 しかし、今度の新しいシビックタイプRには「アダプティブ・ダンパー・システム」と呼ばれるシャシーテクノロジーが採用されている。これは、減衰力可変ダンパーをストロークセンサーと加速センサーにより四輪独立して制御するもので、ハンドリングにも寄与するが、乗り心地も大幅に改善している。235/35ZR19サイズのタイヤを履くので、コツコツ感はあるが、意外にロードノイズは控えめで、運転席はもちろん後席でも不快に感じるような突き上げは皆無だった。もちろん、メーター右側にある「+R」ボタンを押せば、ダンパーやステアリングがハードなセッティングとなるので、タイプR的な乗り心地になるが、ベーシック状態ではファミリーカーとしても許容されるレベルとなっているのは驚きだった。

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