[自動車博物館探訪]ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェ博物館:生産車編② (1/6ページ)

[自動車博物館探訪]ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェ博物館:生産車編②

‘80年代から現在までのポルシェを一挙公開!

 世界の自動車博物館巡りの2回目は、ポルシェ博物館の中でも人気のある911のエボモデルなど34台を一気に紹介したい。

 第2回は3つのテーマ:●PRODUKTGESCHICHT/●EVOLUTION 911/●MEIN PORSCHEに展示されているモデルの登場となる。

・PRODUKTGESCHICHT
PRODUKTGESCHICHTEを英語で言うとPRODUCT HISTORY。実際には356から911へと推移して行ったポルシェの基幹モデルを軸に、914やフロントエンジンの924/928などが展示されていてボリュームも大きい。

・1981 Porsche 911 4×4 Cabrio Turbolook
911シリーズのオープンと言えばタルガのみだったが、356シリーズでも人気のあったカブリオレが81年に復活した。また同年、4WDのスタディモデルも登場している。写真の個体は911ターボのボディ&シャシーを持つ“ターボルック”仕様の4WDカブリオレだ。

【関連記事】[自動車博物館探訪]ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェ博物:生産車編➀

1981_Porsche 911 4x4 Cabrio Turbolook_IMG_3454

・1981 Porsche 924 Carrera GTS
グループ4のホモロゲーションを受けるために、1980年に限定生産された924カレラGTをさらにチューニングしたモデルが924カレラGTS。リトラクタブルの“まぶた”を取り去り、固定式としたヘッドライトが外観上の大きな特徴だ。

1981_Porsche_924_Carrera_GTS_IMG_1546

・1983 Porsche 928 S
911に替わるフラッグシップの期待を込めて開発され、1977年に登場したモデルが928。フロントエンジンでトランスアクスルを介して後輪を駆動するパッケージは924と似たところもあるが、搭載するエンジンは自社開発の4.5リッターV8。まさにプレステージなスポーツカーだった。1983_Porsche_928_S_IMG_1547

・1985 Porsche 911 Carrera 3.2 Cabriolet
かつてはレーシングモデルにのみ与えられていたカレラの称号は排気量を全車3.2リッターに拡大した1984年からは、911のNA全モデルに与えられることになった。ちなみにターボモデルは911ターボと総称される。写真の個体は85年の911カレラ3.2カブリオレだ。1985_Porsche_911_Carrera_3・・_Cabriolet_IMG_1577

・1987 Porsche 944 turbo Cup Pinky
ポルシェ944は、924と928の隙間を埋めるモデルとして1983年にデビューしている。搭載するエンジンは928の片バンクをベースに開発された直4の2.5リッター。当初はNAのみだったが、後にターボ付きが投入され、ワンメイクレースも行われている。1987_Porsche_944_turbo_Cup_Pinky_IMG_1579

・1988 Porsche 911 Carrera 3.2 Coupe
911の1988年モデルは第二世代に分類される930型の最終形に近く911ターボ・フラットノーズなどの変わり種や、別項で紹介する959などの派生モデルも誕生しているが、写真の個体は911カレラ3.2のクーペで、最もコンサバなモデルだ。1988_Porsche_911_Carrera_3・・_Coupe_IMG_1580

・1988 Porsche 959 Coupe
グループC用をベースに開発されたツインターボ2.85リッターの水平対向6気筒や可変トルクスプリット式4WDシステムなどポルシェが長年培ってきた技術を盛り込んだスーパースポーツが959。ボディは素材から成型方法まで911とは全くの別物だ。1988_Porsche_959_Coupe_IMG_1581

・1989 Porsche 911 Carrera 3.2 Speedster
356シリーズの頃、北米市場向けに誕生し各地で人気の高まっていたスピードスターが911シリーズで復活したのは1989年のこと。911カレラ3.2をベースに2000台余りが製作されている。丈の低いフロントウィンドーが特徴のオープン2シーターだ。

1989_Porsche 911 Carrera 3.2 Speedster_IMG_3465

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