快晴に恵まれた12月12日、「横浜サンタプロジェクト」が神奈川県横浜市のパシフィコ横浜円形広場で開催された。毎年12月に行われるこのイベントは今年で7回目の開催となる。マツダロードスターのオーナーズクラブ「ロードスタークラブオブジャパン」は、第1回目から参加し、施設の児童や母子家庭の親子を招いて横浜のみなとみらい付近のショートドライブを行っている。

「横浜サンタプロジェクト」とは、「横浜を笑顔でいっぱいに!」をテーマにサンタのコスチュームを着てさまざまな活動をしよう、というもの。横浜市内の企業やNPO法人が実行委員となり、さらに横浜市内の会社が協賛しているイベントなのだ。
サンタとなった参加者は、老人介護施設や児童施設などにプレゼントを持って訪問したり、横浜の街に繰り出して清掃(ゴミを集める)、会場となったパシフィコ横浜円形広場には動物触れあいなどの様々な企画のブースが出展といった活動をする。その一つとしてロードスタークラブオブジャパンは、ドライブサンタを提案しているわけだ。
サンタのコスチュームを着た参加者(若い人が多い)からは、楽しみながら「社会のためになにができるのか?」「人のためになにをすべきか?」といった気持ちで活動をしていた。ハロウィーンのような仮装イベントのようだが、じつは参加者の意識レベルは非常に高いことが伝わってくる。
そもそも、ロードスタークラブオブジャパンがこのイベントに参加するきっかけとなったは、マツダの労働組合がチャリティオークションで得た収益金で福祉施設などにプレゼントを贈っていたことから始まる。
マツダ広報部の工藤さんは、サンタのコスチュームでドライバーとして参加。同・藤崎さんはトナカイの着ぐるみで、ドライブ希望者の案内をしていた そこにロードスタークラブオブジャパンのメンバーが加わり、どんどんその輪が広がっていったそうだ。
そして今から7年前に「横浜サンタプロジェクト」が立ち上げと同時に、ロードスタークラブオブジャパンも協力するようになったという。ちなみに、実行委員の会社にはマツダも含まれている。
12時の開会式には600名以上のサンタ(参加者)が集まり、それぞれが前述したテーマごとに活動を開始。ロードスタークラブオブジャパンは、清掃サンタを元町などの各現場までクリスマス装飾をしたロードスターで送迎したあとは、母子会メンバーを招いて横浜ドライブをスタート。もちろん、サンタの格好をしてドライブサンタに扮する。
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「オープンカーを経験したことのある人は、この会場でも5%くらい。それほど非日常なんです。ドライブコース脇にある観覧車をクルマの中から見る、といったオープンカーならではの開放感を子供たち、そしてお母さんたちに満喫してほしい」と同クラブの水落会長は語る。
なお、明日12月13日は「銀座サンタプロジェクト」として、「年末年始の交通安全のアピール」と「来年子どもたちと一緒にパレードできるか」をテーマに、今年はトライアル版として東京の銀座通りを11時から、有楽町は13時からパレードランを行うそうだ。
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