オートバックスで一番売れているタイヤの理由は名前にある? (1/2ページ)

オートバックスで一番売れているタイヤの理由は名前にある?

65扁平の3サイズ、いずれもトップは「エナセーブ」!

 全国展開している自動車用品チェーン、AUTOBACSから2015年11月の売れ筋ランキングが届いた。芳香剤からナビゲーションまで価格帯も様々なジャンルのランキングだが、全体としてしっかりとブランドを確立した商品が売れているという印象を受ける。「安かろう悪かろう」ではなく、「いいものを選ぶ」という意識が強いようだ。

 そうした中で、とくに注目したいのはタイヤランキング。軽自動車のスタンダードといえる155/65R13、コンパクトカーのトレンドを示す175/65R14、そして195/65R15という3サイズのセールスランキングにおいて、いずれもトップとなったのはダンロップ「エナセーブEC203」なのであった。

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 各サイズ、トップ3はヨコハマ「エコスES31」とブリヂストン「ネクストリー」となっていることから、やはり数が出るのは何かに特化したキャラを持つわけではない、バランス重視のスタンダードタイヤということも、このランキングは示しているが、その中でダンロップ「エナセーブEC203」が売れている理由とは何であろうか。IMG_0026おそらく、それはネーミングの妙にあるだろう。

 タイヤというのは何年かに一度のペースで買い替えるものなのに、製品進化のスピードは速く、過去の経験だけでは現在の性能がわかりづらい。それでいて、ためし履きをして買うことがまずできない。たとえばスポーツタイヤであれば、サーキットでのラップタイムが参考になるだろうが、前述したようにバランス重視のスタンダードタイヤは突出した部分がないだけに参考にする意見は少ない。

 そうした状況で、自分に合った商品を見つけるには、まずは信頼できるブランド選びであろう。AUTOBACSの人気ランキングでもタイヤについてはダンロップ、ヨコハマ、ブリヂストン、トーヨーの4社で3サイズのトップ5を占めていることからも、ブランドの重要性は感じられる。
信頼できるブランドがいくつか決まったら、そこからニーズにあった商品を選ぶわけだが、スタンダードタイヤや省燃費タイヤの謳い文句というのは、どこも似ているもの。そうなると、最終的にはネーミングの影響が少なくないと思うのだ。

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