ホンダF1活動第4期となった2015年。ホンダとしては7年ぶりに「マクラーレン・ホンダ」として復活を遂げた、ドライバーにフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンという元チャンピオンコンビで2015年シーズンに挑んだ。WEB CARTOPでは、F1を中心に活動した元F1ジャーナリストの川喜田研さんに9月から執筆をお願い。そこで、2015年に読まれた「毒舌コラム」のベスト3を再掲載。
「GP2エンジンだ、こりゃGP2だよ!」。決勝中、鈴鹿サーキットのホームストレートで圧倒的なスピード差で後続車にぶち抜かれ続けたマクラーレン・ホンダに乗るフェルナンド・アロンソ。そのアロンソが無線で叫んだ一言が、2015年のF1日本グランプリの「ホンダの実力」を大きくクローズアップした。
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2015年のF1イタリアGPの中継を見ていた執筆者は耐えきれなくなってテレビを消した。バトンとアロンソ、後方グリッドから好スタートを切った2台のマクラーレン・ホンダだったが、その後は次々と後続車に抜き去られていった、そこで執筆者の川喜田は思わず……。
一年を通して、いや、最終戦を前についに耐えきれなくなった川喜田は、思わず本コラムで「ホンダへの判決文」を書いた。それは決別とも言える内容に近く、インターネット上でも大きな反響を読んだ。果たしてその内容とは?
