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土屋圭市が「引退」を決めた盟友の涙のひとこと (1/2ページ)

土屋圭市が「引退」を決めた盟友の涙のひとこと

「もう少し続けたら歩けなくなる」と主治医から通達された

 テレビに雑誌、各国のイベント会場など、多方面で活躍する土屋圭市さん。常に第一線で活躍をしているのは皆さんもご存知のこと。その土屋圭市さんが、人生の大きな転機を一度だけ経験している。それがレーシングドライバーからの「引退」だった。742T1049_RT8

「きっかけはアグちゃん(鈴木亜久里さん)の一言だね。『圭ちゃん(土屋さん)、いいときに引退するとカッコいいよ。ファンにとっても、ずっといいイメージで残るし』って言われた。その前に、2001年ぐらいかな、主治医の先生から『あと1〜2年で車イスだよ』って告げられていてね。オレは95年のル・マンで腰の骨を折ってるんだ。それじゃなくてもレーシングドライバーは、振動、クラッシュの衝撃、強いGなどで、腰や首を痛めてるからね。アグちゃんの一言で決心した」 。76ET1962_RT8

 2003年のJGTC(全日本GT選手権)参戦を最後に引退することを決めた土屋さん。多くのファンをもつ人気ドライバーにもかかわらず、ひっそりと消えようと思っていたという。
「大げさな発表とか、何も要らないと思っていた。アグちゃんや城市さん(現CARトップ編集長)などには伝えていたけどね。それで最終戦の鈴鹿を闘って帰ろうと思ったけど、いつもすぐに帰るアグちゃんが残ってるんだよね。あれ? と思ったら引退セレモニーが用意されていた。サプライズでね」 。

 残念ながらキッチリと引退できるレーシングドライバーは少ない。本人に続ける意思があっても乗れるシートがなく、いつのまにか消えることもある。クラッシュの影響で続けられなくなることもあるのだ。土屋さんは多くのファン、レーシングドライバー仲間に囲まれての華やかな幕引きとなった。圧巻はパレードランだ。02

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