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土屋圭市が選ぶ「コンパクトFF4台の真打ち」はドレだ? (1/2ページ)

土屋圭市が選ぶ「コンパクトFF4台の真打ち」はドレだ?

ドリキンが選んだFFコンパクトスポーツとは?

 小さな車は小気味良く走る。コンパクトで軽量な現在の車はどうなのか? ということでドリキンこと土屋圭市が、ヴィッツRSのG’sやスイフトスポーツといった国産車に、ミニのジョンクーパー・ワークス、ルノー・ルーテシア・インデンスといった気になるFFスポーツをサーキットに連れ出してみた。

 クルマの楽しみの主力であるドライビングには、五感に響く心地よさが味わえるスポーティさがある。安全性能がてんこ盛りにアレンジされたサービス満載の市販車には、そのこだわりのデザインフォルムのなかに、走りを産み出す根源的諸要因が包み隠されていたりもする。今回は手軽に走りを楽しめるコンパクトFF車の4台のイッキ乗りで、どのクルマが楽しいか!を解き明かしたい。土屋圭市

 4台をふところに招きいれ解釈するクルマのマタドール(闘車士)は『ドリキン』の異名を持つ土屋圭市。FR車の『ドリフト走行』の大御所だが、レース人生においては4WDやFF車あらゆる駆動を操作し、最強の耐久レース、ルマン24時間も走り抜け闘ってきた男。市販車性能にズバッと入り込むドリキンの新連載スタート。今回はFFとして評価の高い市販車4台を袖ヶ浦フォレストレースウェイに持ち込んだ。

 まずはヴィッツ:1.5リッターNA+5速MT、ルーテシア:1.2リッターターボ+6速DCT。

「ヴィッツとルーテシアはすごく似ている。ステアリングのギヤ比の僅かな違いと思うけど、ルーテシアのほうが初期応答がシャープ。正直驚きました。このクラスのいわゆるファミリーカーであってもここまで走るんだ。コーナー入口から出口までフロントの接地感がしっかりあって、アンダーの出るところが不快な領域じゃないんだよね」

「両方ともパワーはそれほどでもないけどエンジンはよく回る。トランスミッションはやっぱりヴィッツのMTのほうが面白い。2台とも危ないところがなく誰でも機敏に乗れるクルマ、もしここでタイムを出したいならハイグリップタイヤを履けばいいしね。スポーツ走行を楽しめるクルマと断言できるほどではないけど、サーキットも走れるファミリーカーっていう感じかな。いずれにしても予算内で作りましたってレベルじゃなくて、本当にちゃんと作ったいいクルマだよ」

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