2013年、ミニは
3代目にフルモデルチェンジし、ボディサイズは居住性アップのためにひとまわり拡大。
3ドアとしては初の
3ナンバーとなった。パワートレインやシャーシは一新され、ノーマルのクーパー
Sでも先代
JCW以上のパフォーマンスを手に入れている。では新型
JCWはノーマルと何が違うのか?
左)ミニクーパーS 右)ミニジョンクーパーワークス パワートレインは、クーパーSもJCWも同じ2リッターターボを搭載しているが、JCWは専用アイテムが奢られており、JCWは231ps/320Nm。出力アップに伴って冷却系の強化も行なわれている。トランスミッションはどちらも6速MT/6速ATが選択可能だ。ちなみにクーパーSではオプション設定となるミニドライビングモードが、JCWでは標準装備となっている。
〈ミニクーパーS〉1.5リッターターボ(直3)の「クーパー」と2リッターターボ(直4)の「クーパーS」を用意。クーパーSは192psを発揮する
〈ミニジョンクーパーワークス〉 クーパーSと同じエンジンを搭載しながら230psを発揮する
画像はこちら フットワーク系は、JCWにはスポーツ性能を引き上げた専用スポーツサスペンションを採用。ブレーキもブレンボ製のキャリパーを装着する。
エクステリアは前後バンパーやリヤウイングなどが専用デザインとなっており、愛くるしいミニが精悍な印象になっている。インテリアも同様で、専用のステアリングやスポーツシートなどにより、ミニの質感の高さはそのままにスポーツ性を引き上げている。