いまから間に合う愛車の雪対策「3ポイント確認」! (1/3ページ)

「今のクルマはメンテナンスフリー」という認識が泣きをみる!?

その昔、冬ともなれば冷却水を入れ替え、オイルの粘度も柔らかいものにしたりなど、メンテナンス的な季節前の儀式というのは多くあった。それが今ではほとんどなくなり、ほぼメンテナンスフリーといっていい。ただし「ほぼ」というのが落とし穴。つまり気をつけたいポイントは今でもまだいくつかあるにはあるのだ。ユーザーとしてはメンテ不要な意識になっているだけに以前よりも油断しやすくなっているのは事実だ。

霜が降りたウインドウなどに威力を発揮するのが解氷剤。1本積んでおくと重宝するケミカルだ
霜が降りたウインドウなどに威力を発揮するのが解氷剤。1本積んでおくと重宝するケミカルだ

ということで、今回はここだけは押えておきたいという3つにポイントを絞って紹介してみよう。トラブル対策だけでなく、ひともクルマも快適になるという欲張りな内容だけに、冬本番になる前に、ぜひともチェックしてほしい。油断していると寒い路上で泣きを見るかも!?

確認1:掃除と同時に各部をチェック!

最初に乗るひとが快適に過ごすための対策から見ていこう。まず、冬に限らないがクリーナーがけは基本。冬場の特徴として車内の乾燥があるが、そうなるとホコリやゴミは舞いやすくなるので、事前に除去しておく。ただし、乾燥ばかりしているかというと、家でも実感できることだけど、結露する部分は水分でベチャベチャになったりする。クルマから降りて車内が急速に冷えたときも同様だ。つまり乾燥と結露を繰り返すのが冬の車内なのである。

〈エアコンフィルター〉

希釈できるタイプは凍結温度に注意。薄いと凍りやすくなる。原液のままであればまず問題はない。

〈フロアマット〉

上の写真のように、冬だけ樹脂マットを敷いておくのもいいだろう。マットは洗って完全乾燥後に車内に戻す。


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